駆け足で北上してきた桜前線は、停滞する寒気団により県内入りした段階で足踏み状態となっている。
我が家周辺でも平年より遥かに早い開花があるものとしたオラの予想は大外れとなってしまった。
結局見頃が来るのはあと1週間、平年並みの24~5日頃になるのかも知れない。
昨日からの小雨は止まず、時間を追って強さを増す。
夜間の予報欄には季節はずれの雪マークも現れるし、今日もまた肌寒さは健在である。
雨が小康状態にあった朝のうちに、周辺の心当たりの場所にユキノシタ(エノキダケ)を探してみた。
濡れ落ち葉の陰に、幾つかを見つけることはできたが、いつもほどの収穫は得られなかった。
異常ずくめの気象傾向とそれに伴う大自然の営み、地域に根ざし何10年も農作業の指標としてきた事象が狂い始めて地元古老を大いに惑わしている。