爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

07-12-07(金) 冬の北上川

2007年12月07日 | インポート



冬の北上川、そこには胸が高鳴るようなハミ跡も、ムンムンするサカナの気配も、川面を伝わる身震いするような水音もない。
全ての生き物の存在すら否定する冷たく透明な流れがあるだけだ。
あの大洪水以来、初めて降りてみた河川敷。
澪筋が大きく変わったようには見えないが、すっきりした雰囲気はなんだか別の川のようだ。
水温む初夏の頃、生まれ変わったこの川に、大挙して遡上する若アユの群れが見たいものだ。
二十四節気「大雪」は、一片の雪すら降らない暖かな一日であった。


 

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