爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

07-12-26(水) 気分爽快

2007年12月26日 | 磯釣り



加茂からの帰り道、綺麗なものを素直に綺麗だと思ったのは、いったい何年ぶりだべなや・・・。
日本海に沈む夕陽、半島の海岸美、南に目を転ずれば遠く鳥海山のシルエット。
季節風最前線たる男鹿半島も冬の中休み、この時期にしては珍しく穏やかな日和だったね。



波1m、東寄りの微風、女泣島だす。
タナゴ、アジ、メジナ、アイナメ、メバルと朝の海は今日も賑やかであります。
朝のうちはその連中がうるさく纏わりつくも、日が高くなって次第に付けエサが残ってきます。
本命のアタリのないままに開始から5時間、今日もダメかと集中力が途切れかけたその時、ヘチを探っていたオラの手にイトをひくアタリ。
反射的にアワセをくれると、ずぅ~っと昔に味わったことのあるゴンゴンの引き。
軟弱な竿を満月にして、4ヒロのタナからユラユラと銀白色が・・・。
たいして大きくはないが、さすが寒クロ、いい引きだったねぇ。
で、フィニッシュへと・・・、あら、さあ大変、タモ置いてる場所ずぅ~っと遠くだもんね。
モタモタしてるうちに、やっぱりバレましてございます。
千載一遇のチャンスを自らの不手際でふいにしたオラ、しばし自己嫌悪に陥ります。

さて気を取り直して同じポイントへ。
15分後、同じようなアタリ。
上がってきたのは12月には珍しいマダイ34センチ、今度はなんとかタモ掛け成功。
ちょっと小さいけどオラにとっては、初めての尺超磯マダイだから、嬉しいよ~っ。

さらに15分後、またしても同じポイントで捉えた魚信。
余裕で銀白色を浮かしたところまでは良かったんすが、腱鞘炎で力の入らぬ右手、見えない目、高い足場、何よりもこのところ釣果のない状態が続いていたものですから、タモ掛けのなんとぎこちないことか、周囲の皆様の大いなる嘲笑をかったのでございます。
でもいいんだもんねぇ・・・、37センチ、いい面構えのクロダイ、嬉しいよ~っ。

その後、2時間ほど粘りましたが、エサ盗りさえ見えなくなりました。
あれが時合と言うヤツだったのでしょうか、お昼をはさんだ30分間が全てでありました。
いやぁ・・・長い年月だったよ、1匹¥165,000にもなるなぁ・・・。




コメント (4)
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