今季初めての気仙川です。
ここまではどう言う訳か情報が入ってませんで、若干心配しながらの釣行であります。
東北道に乗らずとも釜石道東和ICで乗り無料区間を遠野住田ICからR340経由で気仙川上流部に出ます。
雨雲が低く垂れこめる朝、気温も上がらない中を次第に回復すると言う天気予報を頼りに、観察ポイントを覗きながら下流部へ向かいます。
09:30、陸前高田市横田町、毎年訪れる瀬頭のポイントです。
午後1時からの出陣は竜川の水位がまだ高く、既に平水まで落ちている支流葛根田川へ。
チャラ瀬にヒラを打つ野アユの姿を見ながら、これは戴きかなと一人ほくそ笑むオラ。
しかし勇んでオトリを出してみますが、全く野アユからの反応が得られませぬ。
跳ねも多く竜川に比べますと魚影の濃さを感じますが、いったいどうしたことでしょうか。
2時間後ビビッとヘンなアタリ、慎重に獲りこんだのは良型ウグイ。
完璧なアユのテリトリーの中でウグイ・・、ってことはヒラを打ってるのはアユじゃないの。
そう言えば泥をかぶり、ハミ跡の少なさが気にはなってましたが・・・。
その後竜川でも1時間ばかり竿を出しましたがダメ、中津川に次ぐ今季2度目の完敗です。
今年の雫石川、オラの腕では太刀打ちできそうにありませぬ。
オトリ替えが目的でしたが、ヨレヨレの3匹をまた持ち帰りましたが、果たして・・・。
雨は朝になって小降りにはなったものの、本日解禁豊沢川は08:00現在赤濁り増水真っ最中。
そんな中にあっても竿を出している釣り人を見かけますが、きっとダメだったことでしょう。
オラは比較的降雨量の少なかった沿岸河川への転戦を試みます。
釜石道を東進、遠野住田ICで降りて赤羽根峠を越えて気仙川上流部の様子を窺うも、ここもまた濁りが入っており釣りは難しそうです。
ここまで来たら釜石まであと10分、再び釜石道を走って甲子川を覗いてみようか・・・。
雫石川10:00、厚い雨雲が垂れこめる赤沢川合流には見渡す限り誰もおりませぬ。
平日とは言えアプローチが楽なだけに、ここはいつもなら釣り人の絶えないエリア。
これだけでも今季の雫石が如何に不調かが窺えます。
全く魚影がないのかと思えば、葦際で幾つかの跳ねが見られます。
目標を5匹に置いて左岸から入川。
しかし最初の1匹は1時間後、さらに1時間経って2匹目。
3匹目は宙バレを食らい、とうとうオラの堪忍袋の緒が切れます。
HP北の奔流2021アユ釣行へ
延々とアタリを貰えないままに時間だけが過ぎていきます。
場所を移り野アユの着き場所を探して彷徨うこと4時間、さすがに2匹のオトリも臨終間近。
早くも中津川に次ぐ今季2度目のボウズかと諦めかけた時、ダメ元でオモリを使って泳がせていた早瀬の中で奇跡が起きます。
それは20センチほどはありますが、追い星のない養殖アユと見紛う個体。
やっとパターンを掴んだかに思えましたが、時既に帰宅刻限です。
その後なんとか3尾を追加して竿を畳んだのでありました。
昨日から今朝にかけて局地的には河川水位に大きな変化を与えるほどの雨が降りました。
本日解禁の雫石川は情報では釣りするにはちと厳しい模様。
稗貫川は若干の濁りとゴミの流れ出しが少々気になるも釣りは大丈夫とのこと。
直近の2シーズンは不調が続いていた同川ですが、昨日までは野アユが見えていたとの情報を得て出かけてみました。
さていつもの釣り専用区、釣り人数人に陸ジャミ数人。
今のところあまり芳しくはないとのこと。
若干高めの水位、気になる濁りは極めて薄く、岸辺の刈草が流れては来ます。
しかしとっても期待できそうな川の雰囲気ではありまする。
HP北の奔流2021アユ釣行へ
少々寝過ごしまして出発はすっかり明るくなった3時半。
慣れた道とは言え阿仁前田への120Kmは高齢者にはちょいと辛いものがあります。
5時半の小又大橋シモは既に立ち込む釣り人10人、その下流八幡橋前後にも10名ほど。
もうタモ受けする人も見えます。
この日のオラは、前回の下見で気になっていた白坂カミの瀬へ。
ここも既に数人が先行していますが、なにやらあまりサカナの気配がありませぬ。
何はともあれ始まってしまった2021年のアユ釣り、はたして釣況は如何に。
終盤になってツ抜けしなかった時が竿の納め時。
本日我が家から25分の雫石川、先行する釣り人は僅かに2人。
11時開始の4時間半、春木場付近のヌルヌルの川床をヨタヨタと彷徨いました。
流れの中でサカナがキラリと光りますが、その殆どはコイ科のものでしょう。
目印の先で巨大な尾鰭がバシャバシャやってます。
時速2尾、掛かりアユは殆どが良型だけに、溜めてる間にロケット4発、なんともバラシの多い本日です。
15:30、舟残り8尾でギブアップ、もうどう頑張ってもオラの技術ではツ抜けは無理でしょう。
げっそりザラザラの雄3、ぷっくりツルピカの雌5、美味そうですが全てを流れに還しました。
あと10日もすればこの流れから野アユは全て姿を消すことになります。
2021年の解禁まで280日あまりの辛い不毛の日々を過ごさなくてはなりませぬなぁ・・・。
阿仁川中流域10:30、天気晴朗にして風強く泳がせ釣りには厳しい状況。
この時期は早朝から流れに立っても夕方遅くまで浸かっていても釣果は伴わないことが多いものです。
陽射しを浴びて充分に水温が上昇する10時頃から、せいぜい16時頃までの短時間を集中的に攻める方が好結果を招くと言います。
オラはそのセオリーに沿ってゆっくり目の出陣。
つい先日まで釣り人で賑わっていた人気の大岱橋界隈も、釣り人僅かに2人と刺し網漁のウエットスーツの方だけ。
目視できる魚影も明瞭なハミ跡もなく魚影の希薄さを感じさせる流れですが、先ずは足元から静かにオトリを放ってみます。
吹き下ろしの風に逆らって元気にカミへ遡る目印が、やがて大きく激しく魚信を伝えてきます。
そしてここから始まる盛期を思わせるような好反応。
時に良型らしき引きと折からの風に対応できず、姿も見せずにハリス切れや宙バレの損失はあるもののまずまずの釣況。
流れが河原に吸い込まれるように消えてしまうようなチャラ瀬のどん詰まり、いつもなら釣り人がガシャガシャ漕ぎ渡るその超浅場に野アユは残っておりました。
HP北の奔流 アユ釣行記へ
08:00神田橋カミ、2週間ぶりのアユ釣りです。
広く浅いポイントが広がり一気に絞り込まれて花輪線鉄橋へ流れ込む人気のエリアです。
狙いは勿論浅いチャラ瀬、手前のヘチで跳ねを確認、見渡す限り誰もおりません。
持参のオトリは丁度2週間目、痩せ細ってはいますが意外に元気。
先ずは手前の超浅場からオトリを送りますが、オラの心配をよそに勢いよくカミへ泳ぎます。
やがて狙い違わず小さい波立ちの中に飛沫が上がり野アユが絡みます。
そこからは流れに立ち込んで岸辺を釣る得意のスタイルで時速10尾。
ツ抜けしたころから釣り人が増えて、オラの岸辺釣りができなくなり次の1時間は全くのゼロ。
場所替えを余儀なくされたオラは、仲間たちがきているはずのカミのポイントへ移動。
歳をとったオラに往復4時間半の阿仁川は遠すぎます。
解禁前の情報に釣られて年券を購入したものの、なかなか出かけられずにおりまする。
天候も悪く釣り日和がなかなか見いだせないことも要因です。
と言う訳で雫石川へ出かけるつもりでしたが、思い切って峠を越えてみました。
岩手県側とは違って風もなく晴れ間の広がるいいお天気。
10:00釣り開始、しかしその結果は誠に惨めなものでして・・・実釣2時間45分スコンク。
阿仁川には何やら悪霊が憑いているようでして・・・嗚呼。
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