雲が広がって妖しげなお天気でしたが、午後になるとうとう雨が降ってきました。
夕方からわが班は集落の花壇の手入れの予定でしたが、どうやら中止が見えてきました。
集落のずっと離れた場所にあるだけに、わが班には恩恵がないだけではなく面積も結構広い訳で。
こんな天気の中では、きっと爺様の大敵蚊も多く発生するに相違ないし。
この予定1週間先送りにしましょうぜ。
朝日を浴びた稲穂が黄金色に染まります。
もうじき稲刈りが始まります。
平年に比べて1週間以上も早い収穫なそうです。
ご近所の稲作農家にとっては嬉しくても、爺様にとっては寂しい季節の到来です。
今日は既に収穫の終わった我が家の3坪菜園の後片付けをしています。
この分では山に雪が来る日が早いのかもしれません。
熊本に大雨特別警報、日本各地で大雨被害が拡大しています。
7月のアユ解禁以来ほぼ川止めなしで推移した北東北もさすがに厳しい状況。
好調だった米代水系も、高水収束待ちがやや1週間にもなります。
今のところ太平洋側河川は何とか持ち堪えておりますが毎日が雨模様。
あの脳天を焦がすような真夏の日差しが恋しい今日この頃です。
庭先で色付くホウヅキに、少し焦りを感じる爺様なのでありまする。
大きな雨域は通り過ぎた感はあるが、それでも時折パラパラッと雨粒が吹き付ける。
昼過ぎには奥羽の山々がくっきりみえるようになってきた。
隣県河川は軒並みの大増水、アユ釣り再開までは数日を要するかもしれない。
岩手県内は殆どの河川で釣りは出来ていると言う。
爺様も明日は何処かへ出かけてみようと思っている。
裏の3坪菜園、本来は夏野菜収穫の真っ盛りのはずが、今年に限っては全てが不作。
まあまあの出来なのはトマトぐらいのもので、キュウリもナスも実の数が全く少ない。
期待のスイカも、4本の苗で6個(16個の予定だった)しか実らなかった。
陽当たりのいい表の庭先は昨年比でカキが1割、キウイは3割、リンゴは2割程度でしかない。
今年は残念な豊穣の秋になりそうな気配濃厚である。
気が付けば、我が家の庭先は数種のアジサイが咲き乱れています。
表の歩道には満開を過ぎたキンシバイ、あと2、3日でノウゼンカズラも咲きます。
ブドウの葉に今年初めてのスズメガの幼虫を見ます。
今日は如何にも梅雨時を思わせる雨模様。
今回の雨、太平洋側にも大きな増水はなかったようです。
この雨が上がったら、嬉しい梅雨明けは目の前です。
遡上開始が著しく早く、遡上量も昨年を上回るかと思われる阿仁川です。
遡上の先端はもう既に最上流部比立内地区に達しているようです。
早期遡上群は型がいいようですが、後続は量は多くても型が小さく、現在でも12~3センチクラスの堰堤越えが見られると言います。
この日の川見では観察容易な浅場では遊びアユの姿さえ見ることは叶わなかったのですが、小又大橋深トロの岩盤に着く良型多数を目の当たりにできたことで、安心できた爺様でありました。
「八幡橋」:右岸浅場では魚影が殆ど見えないが、流心には野アユの気配が濃厚。 ここは橋上下両岸ともに瀬釣り好きのA級ポイント。
「小又大橋」:岩盤底の代表的ポイント。 浅場には野アユが殆ど出てはいませんが、岩盤廻りでは武者震いの出そうな光景が見られます。
「大岱橋」:浅場では魚影確認できず、流心の掘れ込みの中の底石に着く野アユは18センチクラス。 ピカピカに磨かれているだけに、ある時間帯は浅場にも出ているものと信じたい。
初期の阿仁川は瀬の中を引き泳がせ、チャラ瀬は梅雨明け後の渇水高水温時の完全泳がせで狙いましょう。
災害級の雨が降らない限り、今年の阿仁川は最終盤まで良い釣りができるものと爺様は思っております。
今回の雨、ほぼ予想通りの出水でしたが、このまま降らないとすれば解禁日には平水まで減水します。
さて、爺様は何処へ出かけたものでしょうか、嬉しい悩みが尽きない解禁4日前であります。
米代水系同様に雄物川水系も遡上活発との情報を知人からいただいておりました。
しかしこの日の川見では期待していた武者震いの出そうな群れに出会うことは叶いませんでした。
全くいない訳ではなく要所ではそれなりに魚影は見られるのですが、それは如何に目を凝らしても遡上不振の年のような見え方なのでした。
少々高水気味だったために早瀬の中までは確認できませんが、浅いザラ瀬やチャラ瀬の観察できる範囲では殆ど見えません。
「栃の木橋」:左岸の岩盤にもその下流の瀬肩にも野アユは殆ど見られません。 遠目にはヒラを打つ姿が僅かに確認できる程度です。
「鵜の埼橋」:堰堤直下の流れが変わり主流が右岸に移り、魚道のある左岸は浅いザラ瀬に変わりました。 野アユは右岸よりのザラ瀬に着きそうですが果たしてどんなものでしょうか。
「古城橋」:天然遡上の有無は橋直下の石畳で確認できるのですが、今年は殆ど見えてはいませんね。
「内川橋」:橋シモの流れは3本になり左岸寄りはこれまで通りの早い流れ、中央は渇水時チャラ瀬に、右岸寄りは隠れポイントになりそうな感じ。 目を凝らして観察しますが、どこも小群は確認できるがサイズ的に今一つ。 橋直下のトロから瀬肩にかけても目を凝らしてやっと小群が見える程度です。
爺様の直感では良い解禁日になりそうにないのですが、橋上から見えない部分に良型が着いていることに期待したいと思います。
大河のアユは食味を追求する釣り人には敬遠されがちです。
実は爺様もそのうちの一人でしたが、この大河米代川は最上流部鹿角地区であれば、そんな心配は無用です。
爺様がお奨めするのは鹿角漁協管轄の中でも東北道十和田ICを降りた錦木橋を下限としてそこから上流三菱マテリアル碇堰堤までのエリアになります。
「久保田橋」:早瀬の中で野アユがキラリキラリとヒラを打ち、川床が綺麗に磨かれております。
平年なら解禁日(7/1)には未だ天然遡上が到達していない事の方が多かったのですが、今年の遡上はだいぶ早かったようです。
早瀬の中には17~8センチ、浅場にはまだ出てはいませんが時折12~3センチが確認できます。
「高屋橋」:ここもまた綺麗に磨かれた底石が敷き詰められております。 左岸分流には小アユ12~15センチの小群が幾つか確認できます。 中央のザラ瀬にはヒラを打つ良型、この日のチャラ瀬にはまだ魚影は見えていませんでしたが、ここも初期から釣りになりそうな気配は感じられます。
米代川上流部、近年にない早さで天然遡上は到達、解禁日からいい釣りが出きそうです。
浅トロやチャラは渇水期の楽しみにとっといて、初期は比較的水深のあるスポットを狙うことにしましょう。
平瀬の中でも掘れ込みの中に野アユの着きそうな底石が入っていれば、そこは好場所かもしれません。
北上高地の最高峰日本100名山の霊峰早池峰山を源にして、約31Kmを西に流れて北上川に注ぐ稗貫川です。
この川には釣期の長い海産稚鮎を半数放流するなど、管轄漁協の見えない努力がひかります。
稚魚放流の最も多いのは大迫街裏ですが、小河川ながら下流新稗貫川橋から上流早池峰ダムまで広範囲に0.8tほどを放流しております。
大迫街裏は問題なく釣果は上がるはずですが、今回は中流部亀ケ森大橋からシモの生育状況をチェックしてみましょう。
「亀ケ森大橋」:橋カミ左岸の流心に意外に大きい18~20センチクラスの追い合いが見られます。 浅場にはまだ出ておりませんね。
「大沢橋」:橋カミに広い浅トロがあるのですが、この日見渡せる範囲には小群も見えません。 あと数日もすれば勢いが増した魚影が確認できるはずです。
「戸塚橋」:ここでも魚影は見えませんが・・・。
「新稗貫川橋」:ここは人工放流の範囲外ですが、結構小群がいくつか見えています。 北上川を遡上してきた天然アユかもしれません。
と言うことで7/5の解禁日は、大迫街裏~亀ケ森エリアが無難とも言えます。
その後、時が経てば全域で釣況は上向いてくるものと推測されます。
鵜住居川は年によって天然遡上が豊富だったりしますが、今年は多くはなさそうです。
深場や強い瀬では魚影の確認はできませんが、浅トロに見えているのは15~18センチ。
見えている野アユの数からすると、解禁日の7/6には例年通りの釣況は得られることでしょう。
水位が低下しておりますので、このままでの解禁日であれば、釣り方を工夫して臨む必要があります。
「長持橋」:橋の上下ともに野アユの見え方は平年並み、サイズは15~18センチ。
透明度の高い浅トロはカミ飛ばしあるのみ、浅いザラ瀬の波立ちや瀬肩が比較的釣り易いでしょう。
「三陸道橋梁」:友釣り最下流部、魚影は多いがポイントを外すと天然遡上の小アユに遊ばれる。
ここから上流の日の神橋付近までは両岸葦原、釣り難いが意外に楽しい場所ではあります。
かつて全国利きアユ大会で優勝経験もある雫石川です。
ダム湖上流の全放流河川ですから、いわゆる美味いアユが育つ環境なのです。
しかしここ数年は一般遊漁者にとっては全く見返りのない未曽有の不振が続きました。
話に聞けば昨シーズンは中盤から少し持ち直して、地元勢は結構楽しんだ様子でした。
漁協ホームページには何も記載されてはおりませんが、水質検査など過去の不振の原因究明はなされたのでしょうか。
今年は巷で評判の高い宮城県中新田産の稚鮎を放流して再起を図るとのことですが・・・。
さて解禁を2週間後に控えた今年の生育状態は如何なものでしょうか。
「春木場橋前後」: このエリアでは最も多い放流量ですが、15センチ前後の魚影がほんの僅か確認できるだけ。 過去数年のように全く魚影がない訳ではないのですが、底石もヘチのコンクリートも悪苔が着いたまま曇ってことは、何かを物語っているようです。
「旧本部前」: 大石の間を走る野アユをチラリと確認するも、悪苔付着が甚だしい。
「送電線」: 遠目には瀬の石が綺麗に磨かれているとも見えるが、凝視しても魚影の確認には至らない。 手前の浅場で小アユのハネを確認するも遊びアユが纏まっている訳でもないようです。
要所に多くのカワウ対策の仕掛けが見られますが、野アユもいなければカワウも全く見かけません。
支流葛根田川は観察できませんでしたが、龍川に関しては過去5年間見続けてきた最悪の状況とほぼ一緒のような気がしてなりません。
と言うことで、7/5の解禁日には全く釣れない訳でもなさそうですが、大きな期待はできません。
川に精通したエキスパートは別にして、特に爺様など一般遊漁者にとっては、なかなか難しいシーズンになることは必至です。
北上高地の核心部を源に太平洋にそそぐ中規模河川閉伊川は、良好な水質と広大な釣り場エリアを誇ります。
稚鮎放流量もおよそ3t、その年によっては膨大な天然遡上にも恵まれます。
さて今年はどうかと覗いてみます。
いつもの観察スポットの浅瀬では、天然遡上は殆どみあたりません。
しかし放流魚はカラ川にもその上流部でも20センチクラスに育った元気アユが良く見えています。
支流刈屋川・天然遡上でしょうか14~5センチが合流部付近に群れています。
カラ川・岩盤に着く多くの良型がどこでも確認できます。
上流部・支流小国川の例年のポイントには多くの野アユ(15~6センチ)が見えています。
箱石地区・やはり見えているものはサイズが良く、今年の放流は上手くいったように思えます。
短時間の下見だけに閉伊川全体の釣況を語ることはできませんが、閉伊川は総じて一昨年に似た解禁日になるものと爺様は推測します。
二十四節気夏至、解禁まで残り10日、秒読み開始です。
東北のアユ解禁まで残り11日、暇を見て解禁直前の川の様子を見て回ります。
先ずは気仙川、上流から下流へと何ヶ所かをピックアップします。
最初は松日橋、深場は確認できませんが浅トロには14~5センチの小群、跳ねも確認できます。
続いて垣の袖橋、橋カミのチャラ瀬に多くはないが18センチ前後の追い合いがみられます。
清水橋、浅場の流れ中央に100mほど続く筋状の底石に意外に大きい20センチ、ここは泳がせ釣り以外では獲るのが難しい。
川見の定番スポット田ノ上橋、良い流れには20センチ前後、数は平年並みと言ったところ。
出口大橋、下流部なので小鮎の群れ多いかと思ったが、意外な良型が流心で縄張っている。
解禁日、良い場所を確保できた人は良型混じりで数が出るでしょう。
場所ムラがありそうでして、ポイントを外してしまうと数釣りはできても15~16センチばかりであったりします。
水位がこの状態での解禁日であれば、ヘチや浅トロを避けて主に比較的水深のある底石を狙いましょう。
昔は多かった天然遡上の小アユがあまり見られないことが、中盤戦以降を考えると少し気になりました。
短時間での川見でしたが、野アユの見え方やポイントの変化などから推測すると、解禁日の釣況は良型に沸いた昨年並みと言ったところでしょうかね。