今年のアユ釣り、とうとう終焉を見せてきました。
オラの釣行もこれが最終回になるかも知れませぬ。
早起きして峠を2ヶ所越え120Kmの道程を走ってやっとたどり着く阿仁川です。
河川規模、水質、魚影、アプローチ、周辺環境などオラの身の丈に最も見合った川。
二十四節気白露、富士山に初雪があったこの日、早朝の外気温は8℃。
北東北はからりと晴れあがり放射冷却が発生、随分冷え込みました。
こんな日のアユ釣りは遅めのスタートが効率的なのですが、相変わらず釣り人の多い人気河川ですから、そんなことも言っていられなくて08:30のスタートであります。
季節は秋9月、朝の気温が15℃台と寒さを感じます。
高水が収束しつつある阿仁川、シーズンハイを狙っての釣行です。
しかし渇水好きのオラにとってはまだまだ高い水位。
場所によっては垢飛びも激しく、数釣りを目指すには難しいようです。
08:00の大岱橋シモ、水温低下の流れに漕ぎだします。
右岸の浅場を狙って20分、何やら目印に変化があってソフトタッチの鈎掛かり。
17センチの痩身、追い星も不明瞭で活性はかなり低下している模様。
その後、浅掛かりでバレること数回、目印の変化に気づかぬまま掛かりアユをに引かれて泳がすこともあったりします。
やがて釣り人も増えて自分好みの場所に入れなくなりました。
県内及び隣県河川のほぼ全ては高水で、釣り人は沿岸南部河川に集中しています。
盛川10:00、この小河川にも多くの釣り人、もうオラ如きが割り込む隙などありませぬ。
オラは釣り人の姿がない最下流部、ここはもう潮汐の影響を受けるエリア。
少し立ち込んでみますと、驚くほどの魚影が確認できます。
これは戴きかもと住田町で買ってきたオトリを喜び勇んで放ちますが・・・・・。
HP北の奔流2021アユ釣行へ
大荒れの大増水で暫くの間は釣りが不可能になるとの予想があって急遽予定外の車中泊。
老いた身体は朝から疲れておりますが、雨がくるまで頑張ってみましょう。
今日は少し上流のパチンコ下ポイント。
ここも人気ポイントだけに、次々に釣り人登場で最大8人ほどに。
HP北の奔流2021アユ釣行へ
まだ夜が明けきらぬ早朝の出発。
オトリ店に立ち寄って阿仁川大岱のポイント着は08:00。
ここはアプローチ容易な人気エリアですから次々に釣り人はやってきます。
上流のトロ場では投網うちが行われています。
前回に比べますと目の前の浅場に野アユの気配がありませぬが・・・。
秋雨前線の北上で、ここしばらくの間は雨模様の予報が出ている北東北です。
河川増水で当分の間は釣りは出来ないとみて、手持ちのアユを川に還してあげましょう。
稗貫川のアユですから稗貫川へと向かいます。
今日は19℃台の最高気温、朝の気温からの上昇は僅かに1度と寒い一日です。
13:30、シトシトと降る雨、川は薄濁り若干増水でゴミの類が流れています。
オラはいつものパラダイス、折角だから1時間だけ釣りをしてみましょうか。
畜養6日目のオトリ、流れに乗せて対岸まで送り込み引き泳がせ釣り。
開始5分で18センチ、2匹目はその20分後19センチ、それから暫く掛からず3匹目17センチがその30分後にきて丁度競技終了の刻限。
この場所での1時間3匹はこれまでに比べて極めて少ない訳でして、気温低下で活性が落ちてるのか、釣り切られたか、網が入ってるのか、それとも13日の金曜日の呪いか・・・。
薄濁りの中ではありますが、ハネは僅かだし、ヒラ打ちは殆ど見えない状況でしたね。
岸辺から眺める限りではいつもと変わらない夏の桧木内川です。
しかし天然遡上が極めて少なかったようで、流れの中には野アユの気配が乏しく誠に静かな佇まいでありまする。
川を眺めているばかりでは折角出てきた意味がありませんので、早めに昼飯を食ってゴソゴソと釣り支度を始めます。
黒雲が頭上に広がってきてパラパラと雨粒が落ちてきます。
今日は実に不安定極まりないお天気です。
鵜ノ崎堰堤から下流落合までのエリアに先客の釣り人はお一人だけと言うこれまで見たこともない全く寂しい桧木内川であります。
古城橋左岸から誰も居ない川に降りるオラ、なんだか観光客を含むみんなの視線が集中しているようで恥ずかしささえ覚えるのでありまする。
稗貫川13:30、オトリ交換のための釣行です。
このところ水温の上昇を抑えきれず、畜養3日目にはオトリが弱ってしまいます。
さて本日、オラのパラダイスには珍しく先客がおられまして、サカナの大きさに翻弄されながらも結構釣果を上げておられます。
だいぶ抜かれて魚影がなくなったことを覚悟しておりましたが、まだ残っているようです。
解禁日以来になる今季2度目の釣行です。
毎日のようにやってくる夕立があっても、水位は増えずに最低レベルのままです。
水温も高く、獲った野アユも弱りが早く頑張りが利きませぬ。
数を獲るには如何に循環が途切れぬようにするかが決め手になったようです。
8月に入ると網漁も始まって日に日に薄くなる魚影、釣り人の数だけは相変わらず多い阿仁川でありまする。
馬淵川支流安比川五日市エリアまで来てみました。
数ヶ所のポイントを暫く凝視観察しましたがとうとう魚影の確認はできませんでした。
川にただ一人見つけた釣り人に伺うと全くダメだったご様子。
オラは東北道を北上、米代川花輪地区を目指すことにしました。
あまりの釣り人の少なさに不安を抱えながらも、橋から見下ろす流れに見える幾つかの魚影に期待して、いつもの高屋橋に入川することに致しました。
オラが見つけたポイントは誰しもが見過ごしがちの僅か50mの区間。
今期放流魚定着率の低い稗貫川にあって奇跡的に魚影が濃かったエリアであります。
しかし増水などで川が動かない限り補充が効かない放流河川だけに、前回と今回の釣りで数を減らしたことは否めません。
次回はこのまま水位が下がり、やがては渇水傾向を示す頃を楽しみにしたいと思ってます。
HP北の奔流2021アユ釣行へ
稗貫川もだいぶ水が詰まってきました。
こんなお天気が続くと水温の変化も甚だしく、曳舟の中で弱ってしまうこともあります。
今日はオトリ替えの釣行、ま、数匹釣れれば良しとしましょう。
HP北の奔流2021アユ釣行へ
出漁の度に食らうオデコ、我が家のオトリは既に二度の出戻り。
本日何としても新鮮なものに交換が必要です。
午後1時の稗貫川、大沢橋から覗くと僅かですが瀬肩のカガミを走る野アユ。
何とかなりそうだと釣り支度、鬱蒼と生える葦を掻き分けて上流の岩盤へ。
ここでも結構デカい奴らが群れて移動しています。
その上下30mをを1時間半、ヨレヨレのオトリを騙し騙しの泳がせ釣り。
とうとう一度も反応を得られないままギヴアップ。
今年のアユって、いったい何なんでしょう・・・。
本日もまた猛暑日、午後、オラは何年ぶりかの西和賀川へ。
県内にあってオラの中では一番旨いと思われるアユを育む川でございます。
あちこち眺めてはみますが、だいぶ水の詰まった流れの中に12~15センチの群れは見えます。
しかしサカナがまだしっかりとは出来上がってはいない様子です。
それでもその動きからすると何とか友釣りが成立しそうだと読んだオラでありました。
ここは放流の最上流でしょうか、チャラ瀬のさざ波の中を丁寧に泳がしてみます。
カンカン照りの中を1時間右往左往した訳ですが、オラの読みは全く外れて無反応。
さらに1時間、一度何かがゴンときて逆さ鈎を外される場面がありましたが、あまりの暑さにオラ自身がとうとう力尽きましてございます。
今年のアユ釣り、オデコを食らうのはもう何度目なの・・・。
出がけに得られたG情報は次回に回し、前回の実績ポイントが気になって気仙川。
09:30下流部、向かったいつものポイントには先行する方が2名。
オラは気持ちよくその間に入れさせて頂きます。
しかし、いい釣りになった4日前とは全く異なる酷い状況。
さらには沿岸特有の風も吹き出しております。
2時間頑張って3匹、この後も好転しそうにない釣況に場所移動を決意します。