元々の野生に還ったかのように逞しく育つミヤコワスレ。
春咲きが少ないキク科の中にあって、ほっとするような美しさと逞しさを持ち合わせている。
庭先のあちこちに飛び火して小さな群落がつくられている。
自然界の生物たちに成長する気力が満ちてくると言う二十四節気小満である。
まさしくそんな時期、今年のアユの天然遡上が好調に推移した南の川。
失われて久しいアユ釣りパラダイスが東北河川にも出現することを願って止まない爺様である。
天候回復、北東北にも暑さが戻ってきた。
散歩道の路側に咲くレンゲツツジも見頃を過ぎた藤棚も、もう派手に花びらを散らしている。
水田の殆どには水が張られ、早くも5月の爽やかな風に揺れる早苗、麦畑に波打つ風の足跡。
季節は春から初夏へと急激に移り変わった。
ウグイスが盛んに鳴き何処からかカッコーの声も聞こえてくる。
今日はプロ野球があるからといつもの南公園スタートを避けた散歩道。
日に日に緑を濃くする森の脇の小道を暫くぶりに通る爺様である。
アセビ、当地域では4月に入る頃から咲きだす。
レンゲツツジと同様のツツジ科にあって、両者ともに有毒植物のために動物の食害から免れる。
逆を言えばアセビやレンゲツツジが多く目立つ野山では動物による食害が多いことになる。
1週間ぶりに天候が回復、風もだいぶ穏やかになった。
渓流釣りでは微細なアタリをとるにはいい日和だったが、折悪しく今日は都合が悪い。
なかなかタイミングが上手く行かない春の釣り、明日も穏やかなままでいてくれたら・・・。
今日も強い風、強風注意報はいつになったら解除になるのか。
時期的には渓流釣りが最盛期のはずだが、これではとても出かける気にはならない。
今朝も高い山では積雪、八幡平道路は閉鎖である。
強風に加えて気温も上がらず12℃台、こんな日の散歩は遠くまでは歩きたくない。
近くの公園で咲き誇るハナモモを眺めただけでさっさと帰ってきた爺様である。
相変わらず風は強く、このところ県内には強風注意報が出っ放しである。
昨日に引き続き気温も低く、八幡平道路は凍結により終日閉鎖。
近隣農家に咲き誇るラフランス(洋ナシ)越しに眺める岩手山には新雪が見られる。
山岳方面とは言えこの時期になっての雪は近年では珍しいことではある。
若い頃にはGWのスキーツアーで、吹雪で八幡平藤七温泉に2日間閉じ込められたこともあったが。
その時一緒だった山仲間2名は早々と逝ってしまったが、そんな彼らの面影を求めて、今年こそは花の咲く時期に是非出かけたいと思っている爺様である。
庭先の3種の桜は既に葉桜となっている。
それに代わってニワザクラが八重桜にも似た花を咲かせている。
日に日にエネルギーの強さが感じられる陽光、外で少し動いただけで汗ばむ暑さ。
午後にはまたしても黄色い霞が視界を遮り、息苦しいような周辺の景色だ。
マイナポイント、全ての手続きを済ませた。
これで今年のアユ釣りは、ひもじい思いをせずに済みそう。
東北解禁まであと2ヶ月と10日・・・。
北海道に飛翔体落下の恐れありのJ アラート発報で、予定していた気仙川を断念。
しかし誤報なのか何事も発生した様子がなくやがて平常に復帰。
変わり易い空模様、昼を回ると気温は平年並みの15℃台。
朝からの強風は一段と激しさを増して間断なく吹き荒れる。
風速最大値22m、県内ではハウスなどの被害は少なくなかった模様。
我が家では桜の小枝が千切れて飛んだ程度で、花びらを散らすこともなかった。
この時期の北東北は風の日が多いのが特徴、ヤマメ釣りを予定するのが難しい。
はっきりしない空模様、たまに小雨がポツポツ落ちてくる。
周辺の桜は昨日の強い風雨にもめげず満開を維持している。
午後になると雲間から陽射しが零れる場面もあるが気温は上がらない。
かと思えば再び降り出した小雨が異常に冷たく感じ山は雪かもしれない。
まだ4月初旬の北東北、過去にはGWに平地で雪が降ることもあった。
人知れず今年も舗装の割れ目から出現したチオノドクサ。
可哀そうなのでもっと楽に生きられる場所に移植したいのだが、掘り起こすのが難しい。
いつか知らずに誰かに踏みつぶされそうなのが心配である。
弥生3月も今日で終わり、季節は春真っ只中へと歩を進める。
思えば何もかもが随分性急に推移した春なのである。
この早過ぎる春が、この先の自然界に悪い影響を与えなければいいが・・・。
全く気づかぬうちにひっそりと咲いたカタクリ。
3月に咲くことなど記憶にない訳で、いつもより3週間は早い開花である。
春らしい穏やかな気候の中で、急がず慌てずゆっくり庭仕事を進めていく爺様。
婆様は街路樹の雪折れ風折れ枝を掻き集めて歩道の掃除。
野鳥たちが庭先から何やら巣作りの材料を何処ぞに運んでいる。
我が家の軒先の巣箱はまだ空き家のままらしいが・・・。
出来ればヤマガラに来て欲しいのだが・・・。
雨が上がって風は強いものの、黄砂によるものと思われる霞は奥羽の山々を覆ったまま。
東北入りしている桜前線は今仙台付近か、本日当県の南部沿岸地域でも開花が見られた言う。
内陸部の開花はもう少し先、4/5頃かと推察される。
我が家の裏庭では、蕾で冬越しをしたミツマタがポツポツと開花し始めた。
足元を見れば柔らかな黒土をもたげてサクラソウやニリンソウなどの発芽が盛んだ。
いつになく急速な春の訪れ、去年の落ち葉で汚いままの庭も間もなく緑でいっぱいになる。
アユ解禁までもう100日を切って、いい季節の到来である。
爺様も体力維持に本気で取り組まねばならない。
少し風があってもほんのり暖かい。
爺様は隣地境の生け垣の整枝、蔓性果樹の誘引など気持ちのいい汗をかきつつ庭仕事を少し。
陽射しを浴びて足元にはクロッカスとヒマラヤユキノシタが咲き始めた。
この後にはキクザキイチゲやシュンランなどが蕾を膨らませ開花待ち。
穏やかな日和だっただけに、近場の川に出かけるつもりだったが次の機会に持ち越しだ。
朝から雨が降っているが比較的暖かい一日である。
時折短い時間ながら明るい陽射しが射し込む場面もある。
そんな晴間を待って家の周辺を少し歩いてみる爺様。
近隣の畑の周辺には食用菊が花盛りだ。
酢が苦手の我が家にはこれを食する文化は殆どない訳で。
上空から渡り鳥の鳴き交わしが聞こえてきた。
灰色の空をマガンらしき一群がカギになって南下して行った。
北東北はもうそんな季節なのだ。
今日こそがホンモノの大快晴である。
爺様の山歩き、今日にすべきだったと大反省。
秋田駒ヶ岳を含む奥羽の山々が朝からくっきり見えている。
里の秋も進んで刈り取りを待つ黄金波を始めとして、黄色い景色が普通になった。
そんな美しい秋色を眺めている爺様の足元にイヌサフランが咲いている。
美しいものには毒があるそうな・・・。
灰色の空を背景に奥羽の山々のシルエットを望む不思議な景色。
やがて上空にある雲が消えて、如何にも秋らしい何処までも深く青い空。
爺様は気づかなかったが、未明に庭の水遣りを不要にする雨があった。
庭先にリンドウが咲き始めたが、爺様好みの綺麗なピンクは随分少なくなった。
この先暫くは天気が良さそうだから、山野草採取にでも出かけてみようかとも。