この時期我が家の庭に咲く花と言えばリンドウとキク科のものに限られる。
あと2週間もすれば全ての花が終わり里にも雪が来る。
庭の冬仕舞いも始めなければなるまい。
いつ雪が来てもいいように冬タイヤの交換もしなければならない。
今日は庭仕事だけでもやるかと思っていたが、昼前には冷たい小雨が降り出し風も出てきた。
明朝には岩手山初冠雪が見られるかもしれない。
北国のヒガンバナが咲き終えると高い山には雪が来る。
爺様は昨日、雪が来る前の山を若かりし頃を思い出しながら思いっきり巡り歩いた。
近頃では考えたこともない距離を歩いた割には、今朝の爺様は身体の節々に痛みが出なかった。
その一方で、歩くための脚力をまともに維持できていないことをしかと認識した。
転倒までには至らないまでも、不整地に限らず何でもない石に躓き、よろけてしまうことの多さに我ながら驚いた。
眼から得た情報に基づく脳からの反射的指令で足の運動が行われるとするなら、その伝達の誤差か筋肉自体の限界的衰えが明らかに存在する。
脚部に現れる運動量の誤差たるや、今のところはほんの1~2センチなのかもしれないが、万が一前のめりに転倒などすれば確実に大けがに繋がるのだ。
ヨタヨタ歩む姿は、傍目には如何にも年寄りの歩行に見えていると思うだけでも寂しい気持ちになる。
同様のことは夏のアユ釣りの現場でも川漕ぎや河原の移動でちょくちょく発生していた。
年が明けるといよいよ八十路、もう少し先まで元気でいたいとするなら、本気のトレーニングが欠かせない訳でして・・・。
夜間に音を立てて降っていた雨は夜明けには上がった。
北にある前線に向かって暖かい風が吹き、北東北は未だ不安定な空模様が続く。
それでも雲間からは爽やかな陽射しも射す。
稜線に纏わりついている雨雲の隙間からはもう秋色に染まっているはずの奥羽の山塊。
散歩コースの道端にイヌサフラン。
薄暗い木陰に雨に濡れて咲く、美しくも少し不気味にも見える毒草である。
小雨模様も昼前にはすっかり晴れて、燦燦と降り注ぐ金色の秋の陽射し。
秋彼岸が過ぎると周辺はもうすっかり秋の装い。
近隣のどの家にも色とりどりのシュウメイギクとキキョウが咲き誇っている。
爺様は庭先の陽当たりが強すぎて枯れかかっているウメバチソウやネジバナ、逆にあまりの日陰で生育不良になっているヤマユリやニッコウキスゲなどそれぞれを移植した。
来年は全ての山野草が最適な環境で丈夫に育って欲しいものだ。
リンゴの幹に空いたウロからヒマワリが顔を出し花を着けた。
エサを銜えて行った野鳥が隠していたものから発芽したものだろう。
それにしても今日の暑さは殺人的とも言える。
昨日までの蒸し暑さとは異なる脳天を焦がすような乾燥した真夏の暑さである。
水槽の水が温み、オトリが日に日に数を減らしている。
明日の桧木内川は必至であろうが・・・、野アユはまだ残っているか。
代表的洋ランであるコチョウラン、姿形は悪いが花を着けた。
これは昨年秋口に花芽のない状態で頂いたものであった。
とても有難かったけど、昔失敗しているだけに、冬越しには全く自信がなかった爺様であった。
寒風吹き抜ける我があばら家、日中の部屋にFFストーブが点くまでの夜間をどうするかが問題だった。
ヒーターなど幾つか買い込んだが、どれも上手く行きそうな方法は見つからなかった。
結局は炬燵内温度を18℃~24℃に保つよう温度制御をして冬を越させた。
その間に花芽が伸びてきたが、炬燵内からの出し入れの際に不注意で折損した。
その後すっかり諦めていたが、折れたその個所からいつの間にか新芽が伸びていたのだった。
さて二度目の冬越しに備えて何か考えなくては・・・。
季節の花ノウゼンカズラが見頃を迎えている。
手入れを怠っていると蔓性の花だけにたちまち周りの樹木に絡みつく。
我が家ではブドウとサルナシに絡みつきもはや手が付けられなくなっている。
増水後の引き水を待っているうちに、とうとう8月に入ってしまった。
比較的高水の日が少なかった太平洋側河川を渡り歩いている爺様だが、やっぱり隣県秋田の広々とした川で釣りを楽しみたい。
解禁から1ヶ月、その間に災害級の増水があって、今のところは未だ後期群の天然遡上があったのかなかったのか本当のところが不明だ。
ほぼ平水に復帰して白ッ川に新垢が着き始めた阿仁川上流部、目立った魚影は見られないと言う。
それでも昨シーズンよりは期待が出来そうな中盤戦である。
爺様は近いうち出かけてみたいと思っている。
雨が上がって久々の晴天、梅雨の中休みである。
暫くはこの天気が続きそうだ。
家の裏に植えたヤマグリが老成した花穂を派手に散らしている。
天然アユが育ち、釣り適期間近を知らせてくれている。
県内河川は軒並み高水になってしまったが、週明けにでも一回りして来たい。
滴を纏ったアッツザクラ(北方のアッツ島とは関係ないらしい)、もうじき花期が終わる。
随分寿命が長いこの宿根草、植え替えもせず爺様はもう40年以上も付き合っている。
本格的な雨降り、北東北河川は軒並み大増水。
岩手県内、大雨注意報発令中。
アユ竿同様に爺様の膝や腰のヘタリが心配になってきた。
河原歩きで自分が思うほど脚が上がっておらず、つまづいては前のめりになる。
渡渉では石垢に滑り堪え切れずにみっともなくも転倒落水する。
このところ膝の調子がすこぶる悪い。
高山植物が一斉に咲く季節、6月末予定の「花の100名山」山歩き断念したくないが。
昨夜の帰宅は23:15。
全ての釣り道具を降ろし、土産を冷蔵庫に入れ、テレビを観る余裕もなく寝落ちした。
北東北も梅雨に入ったが今朝は陽光が眩しい。
ドライタイツ、雨具、タビなどを半日陰に干した。
昨日までの2日間留守にしていた間に、庭先では幾つかの種のバラが咲き誇っていた。
さて爺様は、また暫くの間は庭の草むしりやら病害虫防除に勤しまなければならない。
北東北解禁まで残り18日。
建物の西側外壁に這わせたツルバラが見頃になった。
早い時期から殺虫剤を散布したので、今年はアブラムシが殆ど着かず気持ちがいい。
さて今日は久しぶりに風もなく青空が広がる日である。
ようやくリンゴを始めとする果樹に薬剤の散布ができた。
良い果実を得るには、この時期のマメな殺菌は欠かせないとプロの指導。
去年も斑点落葉病により、しっかり味が乗ったものは得られなかった。
摘果も済んだし、今年こそは見た目が綺麗で食っても美味いリンゴを作りたいと爺様は思っている。
かつて庭の一画で栽培していた各種ハーブ類、その利用方法も勉強しないまま手入れもせずに放置。
多くは消えてしまったり野生化したりして忘れ去られ、我が家の庭先では殆ど見かけなくなった。
この画像はおそらくセージかと思われるが自信がない。
台風の刺激で活発になった梅雨前線が降らせた雨は午前中には上がった。
まだ雲は多く陽射しはないがぼんやり暖かい。
県内アユ河川には心配したほどの増水はなかった。
天候回復、北東北は思ったほどの雨にはならず、川の増水も気になるほどではなかった。
どうやらこの先には大きな雨はなさそうだ。
歩道沿いのケヤキ並木、雨後の新緑がひときわ美しい。
我が家のキウイはゴールド種の雌木が1本、ヘイワード種の雌雄が各1本。
ゴールド種の雌木はヘイワード種の1週間前に咲き始めるため、毎年受粉のタイミングが合わない。
それでも花びらが散って雌しべだけになっていても受粉は出来て結実に問題はない。
晩秋から初冬にかけて紅い実を着け、庭先が殺風景になる時期だけに有難い。
我が家ではリースや正月飾りなどに使って重宝している。
しかしバラ科の樹木だけに、棘があまりにも鋭く剪定には苦労する。
手が傷だらけになる度に切り倒してしまおうと思うが、もう40年も付き合っている。
強い陽射しから突然頭上に黒雲が伸びてきて雨がぱらつく不安定な空模様。
近場の川に放流アユの状態を覗きに行くはずだったが取り止めにした。
台湾が原産とされる大型の草花。
名称は6~8角形の葉によるものとされ、ロッカクレンとも呼ばれるらしい。
震災前の北三陸の実家の庭から移植して、一時は少し株が増えたが今は2本立ち。
朝の陽射しは何処へやら、全天に広がった雨雲は夕方には雨を降らせることだろう。
リンゴを始めとする家庭果樹にこの春三度目の薬剤散布。
今年こそは落葉病を克服して美味いリンゴをつくりたいと思っている爺様である。