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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

アンコウの共酢和え

2006-04-09 | 食品加工(魚介)分室


 行きつけの魚屋さんに小振りですが、生きの良いアンコウがありました。

 アンコウの捌きは久しぶりです。まずタワシで表面の汚れとぬめりを落とします。 



 ひれと尾を切り落とします。  



 皮を剥いで、内臓を取ります。キモは大切に扱います。



 部位に切り分けたところです。アンコウは捨てるところがほとんど有りません。



 胃袋から出てきた魚です。タラとメヒカリでした。



 最後に残ったのが口です。鋭い歯がびっしり生えていますので、捌くときは注意が必要です。

アンコウで唯一食べられない部位です。



 アンコウの共酢和えです。

 身、鰭、皮、胃袋を茹で、キモと味噌、砂糖、酢で共酢を作り、和えます。

 あっさりとした身とコリッとした胃袋、ねっとりとした皮にキモの共酢が合います。

 当地方の代表的な郷土料理です。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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これは素晴らしい (磯のすー)
2006-04-09 19:02:57
ギャハー!! 見事な捌きですね。

そうですか! 唯一食べないのは歯と顎だけとは・・・、なるほどー。

アンコウは大好きな魚の一つですが、ご自分で捌いてとは見事なものです。料理屋さんで鮟鱇鍋を頼むとたいへん高価ですから、そうそうは食べられませんものね。
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アンコウ (ピーパパ)
2006-04-09 21:16:01
このグロテスクな形からあの淡白な身と濃厚な肝は想像できませんね。前に送ってもらった時の悪戦苦闘を思い出しました(とてもこんなにかっこよく捌けませんでしたけれど)。本当に魚の種類の多さには驚かされます。いわきに帰った時は存分に魚を食べていってください。
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アンコウ鍋 (遊木民)
2006-04-10 21:21:40
磯の 様

料亭でアンコウ鍋を注文すれば一人前3000円はするでしょう。共酢と煮こごりのコースでしたなら5~6000円はするでしょう。今回は小ぶりでしたので2匹で1000円程度でした。これ以降は水アンコウと呼ばれ、急速に味が落ちます。





ピーパパ 様

アンコウの捌きは他の魚と比較して異質であることは事実ですが、よい経験だったのでは?

共酢和えはアンコウ料理で一番好きな物です。

干物もたっぷり作り、運んでいます。





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