遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

バスケットワゴンを造る

2009-06-07 | 木工の部屋
5月の連休に作った作品です。

  キーボードの入力がつらいので、書き溜めしてある記事の掲載です。  


  以前から家族に注文されていたバスケットワゴンを造りました。

  キッチンで野菜や、乾物などの食材を入れておくバスケットを入れておくワゴンです。


  遊木民としてはしっかり木取りしてからの加工が本来ですが、今回は誰でも作れるように棚材として半加工してある材料を使ってみました。

  この材料ですと手鋸とドライバーがあれば誰でも作れると思います。





 材料です。
 
   ワイヤーのバスケット、パイン集成材と棚の材料(半加工品)です。







   テブルソーの調整・・・。

   刃の垂直だし。






   マイターゲージ角の直角出し。






   部材を切り出し、サンディング、そして組み立て。

   今回はビス留めです。







  くみ上げ完成。







   フィニッシュは定番のオイルフィニッシュ。

   下塗りはオスモのエキストラクリアー。






   上塗りはオスモのノーマルクリアー。

   そして、オイルサンディングで仕上げです。

   ニスとかウレタンとかで塗装すると木を触るのではなく、プラスチックの皮膜を触ることにまります。

   オイルフィニッシュでは木の触感がそのまま残り、そして汚れにも強くなります。

    




  

   キャスターを取り付けました。

   通常は固定を二個、自在を二個取り付けるのですが、キッチンの狭いところで使うので、今回は自在を四個附けてみました。






   全体のバランスもOKです。








   バスケットを入れてみました。

   家族からもとても使い易いとの評価を得ました。

   半加工品を使っていますので、手鋸とドライバーがあれば作成可能です。

   木工を趣味とする輩にとっては物足りない加工でしたが、制作期間の短縮のため、半加工品を使ってみました。

   木工経験のない方でもかなりの精度で造ることができると思います。

   カットをホームセンターでしてもらえばより簡単です。

   

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久しぶりの木工 (磯のすー)
2009-06-08 17:03:27
木部への塗装はやはりいけませんね。
細部にわたる気配りはいつもながら感心します。
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オイルフィニッシュ (遊木民)
2009-06-20 14:42:13
 すー 様
 木の感触が残るのはオイルフィニッシュだけです。
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