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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

ウインナーソーセージを作る

2025-07-12 | 燻製の部屋
 肩ロースハムとベーコンの記事を載せたところ、ウインナーソーセージ

の作り方も載せて欲しいとの要望がありましたので、過去記事を載せました。


昨日は、先週しこんだベーコンの燻煙でした。

 燻煙器に余裕があるので、久しぶりにウインナーソーセージを作りました。



豚の挽肉900g(モモ400g、バラ500g)背脂100g

 豚の挽肉は出来合ではなく、肉を選んで挽いてもらうことが大切です。

背脂は粗微塵に刻んでおきます。

 塩は重量の2%、砂糖は1%です。

 スパイスは、セージ、ホワイトペッパー、タイム。

 フレッシュハーブはニンニク、セージ、ローズマリ。

 スパイス、ハーブ(特にフレッシュ)は控えめにしたほうが無難です。



 塩漬けの羊腸を戻します。




 小さいロートを羊腸に付け、腸の中に水を送り込み、洗います。




 材料を混ぜ合わせます。

 この時、重量の15~20%程度のクラッシュアイスを投入して、温度が上がらないように混ぜます。

 最低で15~20分良く捏ねるようにして混ぜます。

 これはオイルインウオーター(エマルジョン)の状態にするためです。

 ここでしっかり練らないと、プリプリした食感が得られず、パサパサしたソーセージになってしまいます。
    


 充填器に材料を入れ、金口に羊腸をセットします。

 このとき金口にサラダオイルを少し塗り、材料を少し絞り出しておくとスムースに装着できます。




 羊腸を装着し終わったなら、材料を一つまみ押し出して腸を縛ります。

 これはケーシング内に空を入れないためです。




 同じ太さになるように充填していきます。




 充填完了です。

 空気が入っているところには、針を刺し空気を抜いておきます。



 
 腸の半部の処でひねり、適当な長さ(7~8cm)で2本をひねります。




 片方の端を間に通して、編んで行きます。




 整形(編み上がり)完了です。




 燻煙器にセットし、40℃で2時間半燻煙しました。




 ボイルは70℃で30分行いました。




 ボイル後直ちに冷却します。

 フライパンで焼いて、マスタードで・・・・・。

 美味しいですよ。

 市販のウインナーソーセージの表示を見ると驚きます。

 大量生産、低価格、賞味期間の延長のためには仕方がないのでしょが・・・・。

 本物は肉と、塩、砂糖、スパイスだけです。

 意外と簡単ですので、連休中にお子さんと作られるのも楽しいと思います。

 数年前親戚の子供達と一緒に作りましたが、好評だったようです。


 楽しいし、それ以上に美味しいから・・・・。

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