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遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

蕎麦打ち納め

2012-12-31 | 蕎麦の部屋

   今年の最後の蕎麦打ちが終わりました。

   当家用の蕎麦です。







   昨年は一度だけだった蕎麦打ちも、今年は6回。

   少しは余裕が出てきたのでしょうか?

   道具のメンテナスも終わりました。

   来る年はもっと余裕のある年であることを願っています。

   来年こそは本当に平安でありますように!!! 

年越し蕎麦

2012-12-30 | 蕎麦の部屋


  今年も年越し蕎麦の時期になりました。

  例年30、31日の2日で打っていましたが、昨年から3日かけるようになりました。

  としですね~~~~~。

  昨日は遠方の親戚の皆様への発送。

  今日は近隣の親戚・縁者へのお届け。

  今年1年の感謝をパックに詰め、辛汁をそえて。

  

  今年は昨年以上にお亡くなりになる方が多くなりました。

  親族だけでも二人。

  親戚・縁者で二人。

  職場関係で四人。

  地域関係で四人。

  こんなことはかつて無かったことです。

  震災・津波、そして原発事故のストレスが要因の1つであることは間違いありません。

  先輩が特定避難勧奨地域からの避難先で無くなりました。

  退職後の目標を醸成途中で、避難を強いられての結果は無念だったと思います。


  復旧・復興とは名ばかり、何も進んでいません。

  特に原発事故関連の環境は、進度がとりわけ遅く感じられてなりません。

  原発事故の風化が心配です。

  

  





  

一の字へ

2012-10-28 | 蕎麦の部屋

  先日、蕎麦が食べたくなり「一の字」へ。

  天せいろを注文。

  辛汁と天つゆもよくできています。





  蕎麦は細打ちで遊木民好み。

  蕎麦は美味しくても、辛汁がいただけないところが多い中でここと「ふじ屋」はさすがです。


農家そば屋へ

2012-06-17 | 蕎麦の部屋
  三和町の永井にある「農家そば屋」に行ってきました。

  いわき市内でお気に入りの蕎麦屋の一つです。

  建物は古い農家を改装したものです。




  営業は土日と祝祭日のみ。






  お品書きは「ざる蕎麦」と「天ざる蕎麦」のみ。

  天ぷらは季節の野菜の精進揚げ。

  からっと揚がった旬の野菜の天ぷらは甘みがあります。

  この日の蕎麦はいつもより太めの田舎蕎麦風でした。

  蕎麦の打ち手により変化もあるのかな?

  
  

一年ぶりの蕎麦打ち

2011-12-31 | 蕎麦の部屋


  昨年の暮れ以来、1年ぶりに蕎麦を打ちました。

  例年1~2ヶ月に1回は打っていたのですが、3月11日以来蕎麦どころではありませんでした。

  冷凍庫には1年分のそば粉が眠っていました。

  それと今年は年末まで放射性物質関係の業務に追われ、年内は自家用と近隣の親戚に限って蕎麦を打つことにしました。

  昨年のそば粉と新そば粉を半々にブレンドし、10割ではなく二八で打つことにしました。

  遠方の親類には年が明けてから打つことで了解して頂きました。






  1年ぶりの蕎麦打ちと言うことで、手が決まりません。

  通常の倍近い時間がかかった延しでした。



  リズムが取れず、切りがばらばらでお恥ずかしい限りです。



  自家用の蕎麦です。

  1年のブランでこれほど腕が落ちるとは考えていませんでした。

  蕎麦打ちがいかに感覚的で、繊細なものか思い知らされました。

  来年は毎月蕎麦打ちができる年であることを願うばかりです。

  

  3月11日から多くの方に訪問いただき、励ましや激励のコメント、メールをいただきありがとうございました。

  来年こそ穏やかな年でありますように!!!

  

上野の藪で蕎麦前を

2011-11-05 | 蕎麦の部屋


  お江戸での買い物を済ませ、昼過ぎに訪れたのは上野の「藪そば」。

  何時行っても込んでいます。

  午後の遅い時間が狙い目。





  早速「蕎麦前」をオーダー、突き出しは「蕎麦味噌」。

  甘い江戸味噌に辛汁、砂糖、煎ったソバのむき身を加え練ったもの。

  時々、作って見ますがこの味にはなりません。

  これだけで一合は軽くいけます。





  つまみで注文したのは「いたわさ」、蕎麦屋の定番です。




 
  定番のつまみ。





  その他にも。





  家族が注文した「鴨蕎麦」、私も良く作る家族も大好きな蕎麦です。

  冷たい蕎麦を熱い鴨汁でいただきます。




  私は定番の「もり」、藪特有の辛口できりっとしは辛汁が好みです。


蕎麦処「水車(くるまや)」

2011-09-10 | 蕎麦の部屋
   先日、会津坂下町に行ってきましたが、昼食は「水車」さんへ。

   毎年暮れにそば粉を送ってもらっています。




   当日の「天ぷら」の内容です。

   蕎麦は「夏蕎麦の新そば」。






   突き出しは「そばの素揚げ」、香ばしくてビールのあてに最高ですが・・・。

   


 

   水蕎麦を最初に頂きます。

   蕎麦の香り、のどごしを味わうには最高の食べ方です。

   そば粉の善し悪しと、腕前のごまかしがききません。

   天ぷらは野菜の甘みが感じられました。

   そして、ワラビのお浸しの食感が楽しいです。 






   ご主人が作ってくれた「蕎麦掻き」。

   蕎麦の味を楽しむにはこれが一番かも。

   

  


   お店の前にはそばの畑が広がっています。

   秋の新そばが楽しみです。

久しぶりに蕎麦屋へ

2011-05-07 | 蕎麦の部屋

  連休中は4月30日、5月2日、4日、6日が勤務日でした。

  全然連休になっていませんが職務上やむを得ません。

  栃木に居を構えた家族が正月以来、帰省しました。

  震災直後3週間は冷凍庫などの保存食品が頼りでした。

  その後も鍋料理とか、煮込み料理とか簡単にできる料理が主体でした。

  家族がそろったところで、久しぶりに外食することにしました。

  多数決で「ふじや」に決定。

  画像は「にしん蕎麦」。





  若い者が頼んだ「にしん蕎麦の大盛り」






  こちらも若い者が頼んだ「カレー蕎麦」





  私のオーダー「天ざる蕎麦」



  お行儀悪ですが、味見味見。

  カレー蕎麦でもしっかり蕎麦の香りが立つところはさすがです。

  震災以来久しぶりに、ゆったりした時間を過ごすことが出来ました。

年越し蕎麦を打つ

2010-12-31 | 蕎麦の部屋


  2010年も大晦日となりました。

  恒例となっている蕎麦打ちです。

  年越し蕎麦を打っていると大晦日を実感します。

  1年の過ぎるのが早いこと早いこと。





  今年の蕎麦は会津坂下町産の「会津のかおり」。

  会津坂下町は先日の大雪で国道49号線がストップして大変でした。

  一晩で1mの降雪は経験ありませんでした。

  最高で60cmでした。

  きれいなこねあがりです。




  手のひらで丸く押しつぶして行きますが、均等の厚さに。





  丸のしです。





  丸形から四角形へ変形させる角だしと、麺帯の厚さを均一にする肉分けです。




  厚さ1.2mmまでのばす本のしです。





  たたみ。





  切りです、1.2mmにリズムで切っていきます。







  これが今年最後のロットで当家用になります。


  晦日、大晦日併せて8kgの蕎麦打ちでした。




  今年一年「遊木民のアトリエ」にご訪問いただきありがとうございました。

  20011年が皆様にとって良い年でありますように。

  


川内村のそば処「天山」

2010-04-03 | 蕎麦の部屋
  先日所用があり、阿武隈山系にある川内村に行って来ました。

  昼時となり、近年開業したと言うそば処「天山」に行って来ました。

  古民家を移築したと聞いた建物です。





  お品書きです。
 
  蕎麦は川内村産で10割蕎麦とか。






  注文したのは「鴨せいろ」。

  蕎麦は遊木民好みの細打ちで繊細な蕎麦、香りも喉越しも満足しました。

  汁については注意書きにも「かなり辛い(塩辛い)」と記載されていましたが、想像以上に辛い汁でした。

  確かに辛い汁は蕎麦の甘みを強調させるために有効で、並木の藪に代表される老舗の看板にもなっています。

  しかし、鴨汁に関してはどうなのでしょう?

  

年越しは「会津地鶏蕎麦」

2009-12-31 | 蕎麦の部屋


  今年の〆の蕎麦は「会津地鶏の蕎麦」にしました。


  年末に「会津地鶏みしまや」から送ってもらいました。

  
  捌きは後日にします。


  今年一年「遊木民のアトリエ」にご訪問いただきありがとうございました。


  来る年が皆様にとって良い年でありますように!!!
 

贈答用の蕎麦を打つ

2009-12-30 | 蕎麦の部屋

  今日は7時から贈答用の蕎麦を打ちました。

  「あの蕎麦を食べてしまうと他の蕎麦は食べられない」と言って頂けるのが励みで、毎年お世話になった方々に手打ちの蕎麦をお送りしています。

  これは近所の親戚向けのもの。






  今年のそば粉は会津坂下町のそば処「水車」さんからわけてもらった「あいづの香」。

  打ちやすいそば粉です。






  良いそば粉は切っていても気持ちの良いものです。

  この蕎麦粉には細打ちが合っています。





  ご近所の親戚3件分の蕎麦です。

  プラ容器で見栄えはしませんが、自家製の辛汁もつけています。

  自分の打った蕎麦に合った辛汁で食べていただきたいと思っています。

  このほかに埼玉県と神奈川県の親戚向けにクール宅配便で発送します。

  今日は4kg、40人分の蕎麦を打ちました。

  明日も同じ量の蕎麦を打ちます。

  それが終わると年越しです。




鴨つくね蕎麦

2009-11-11 | 蕎麦の部屋
  先日大熊町にある蕎麦切り「たか山」に行って来ました。

  相双地区では以前からよく行く蕎麦屋さんです。

  細打ちの蕎麦としっかりとした辛汁が好みでした。

  今回は、鴨つくね蕎麦。

  鴨のつくねが入った熱々の漬け汁で、もり蕎麦をいただきます。

  私がよく作る「鴨蕎麦」のつくね版です。

  鴨のつくね、ネギ、ミツバのシンプルな汁でした。

  鴨の風味がただよう、美味しい蕎麦でした。

  おいなりさんが付きますが、健啖家には物足りないかも?


蕎麦処「たかやまくらぶ」

2009-05-22 | 蕎麦の部屋
  少し前になりますが、阿武隈山系にある「川内村」まで行って来ました。

  お昼は役場の向かいの小高い丘にある「たかやまくらぶ」で摂りました。

  川内村では十数年前からそばの栽培が行われています。

  山間部ですので、質のよいそばが採れるようです。

  そんな地元産のそば粉を使っている蕎麦処が「たかやまくらぶ」です。

  地元のお母さん方が主力で営業しています。





  この日頼んだのは、「野菜天ぷらザル」。

  比較的細打ちのざるそばに野菜の天ぷら、里芋の煮物、お新香で1,000円です。

  この日は7名でいきましたので、全員分がそろうまで待っていたのでしょうか?
  そばの水気が落ちてしまっていたのが残念です。

  茹でたてを味わってからでないと評価は出来ないようです。

  野菜の天ぷらは美味しかった。

  それと、個人的には蕎麦に海苔は好みではありません。

  はっきり言ってじゃまです。「もり」と「ざる」で区別するか、「せいろ」と「磯せいろ」と言ったように区別すべきだと思っています。

  

蕎麦屋で憩う

2009-01-21 | 蕎麦の部屋
   この日は寒い一日でした。

   ハードな打ち合わせの出張から帰って、このテンションを沈めるのは、そうです「蕎麦屋」です。


   最初のオーダーは「焼酎のそば湯わり」、付け出しはヤリイカの天ぷら(塩味の下味)。

   生き返ります。





  別にオーダーしたのが、豚軟骨の唐揚げ。

  こりこりとした食感の楽しい唐揚げです。

  コラーゲンたっぷりですので、お肌にも良いかも?







  〆の蕎麦は「玉子とじ蕎麦」、種物ではもっとも難しいと言われている蕎麦です。

  「玉子とじ蕎麦」がメニューにあるお店も珍しくなりました。

  この蕎麦の勘所は、玉子がふわっと蕎麦全体を優しく包んで居るかです。

  そのためには玉子をしっかり溶き、たっぷりと空気を含ませる手間が掛かります。

  この蕎麦が美味しい蕎麦屋さんは、すべてに丁寧な仕事がしてあります。

  美味しかった・・・。

  心身ともクールダウン出来ました。

過去記事「蕎麦屋で一杯」はこちらです。