yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

高原列車は行く

2020-12-06 06:48:35 | 文学
「高原列車は行く」は、よく知られた歌です。昭和29年(1954)、丘灯至夫(おかとしお)作詞、古関裕而作曲の歌です。丘灯至夫も古関裕而も福島県出身です。
1. 汽車の窓から ハンケチ振れば
牧場の乙女が 花束投げる
明るい青空 白樺林
山越え谷越え はるばると
ララララ ララララララララ高原列車は
高原列車は ラララララ行くよ

2. みどりの谷間に 山百合ゆれて
歌声ひびくよ 観光バスよ
君らの泊りも 温泉(いでゆ)の宿か
山越え谷越えはるばると
ララララ ララララララララ高原列車は
高原列車は ラララララ行くよ


3. 峠を越えれば 夢見みるような 
五色のみずうみ 飛び交う小鳥
汽笛も二人の 幸せうたう
山越え谷越えはるばると
ララララララララララララ高原列車は
高原列車は ラララララ行くよ


「高原列車は行く」のモデルとなったのは福島県の「沼尻軽便鉄道」(写真 下)です。沼尻軽便利鉄道は硫黄鉱山から硫黄鉱石を運送するための鉄道であり、一説には、「高原列車は行く」のモデルは、日本で最も標高の高い処を走るJR小海線、野辺山高原ともされます。この明るい長閑な歌は古関がスイス・アルプスをイメ-ジしたとも言われます。これにも説得力があります。





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