大阪帝国大学の初代総長であった長岡半太郎氏は、研究に取り組む精神を表すものとして「壮粕を嘗める勿れ」という書を書き、それが大阪大学総合学術博物館に遺っています。(写真 下)
「日本酒のエッセンスを搾りとった後の糟粕ばかりを舐めていてはいけない」という意味から、他人の研究の真似するのではなく、創造的な研究をおこなう大切さを学生に説いたのです。
長岡半太郎氏(1865~1950)は佐賀県大村市出身で、東京帝国大学の理学部物理学教室で山川健次郎氏の薫陶を受け、物理学の教授になりました。土星モデルという原子模型を提唱しました。なお、大阪帝国大学が創立されると、初代の総長になりました。
大阪大学総合学術博物館を訪ねて 「電気学会誌 2023年10月号
「日本酒のエッセンスを搾りとった後の糟粕ばかりを舐めていてはいけない」という意味から、他人の研究の真似するのではなく、創造的な研究をおこなう大切さを学生に説いたのです。
長岡半太郎氏(1865~1950)は佐賀県大村市出身で、東京帝国大学の理学部物理学教室で山川健次郎氏の薫陶を受け、物理学の教授になりました。土星モデルという原子模型を提唱しました。なお、大阪帝国大学が創立されると、初代の総長になりました。
大阪大学総合学術博物館を訪ねて 「電気学会誌 2023年10月号
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