山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第17日

2007-07-18 07:46:39 | くるま旅くらしの話
当麻の朝は曇り空だった。旭川の側なので暑いのかと思っていたが、予想に反して寒かった。今日は特に予定は無く、美瑛辺りに行って、のんびり過ごそうと考えている。朝食の後、同じ駐車場に泊まった、奈良ナンバーの人と少し歓談する。何とこの方も山本さんで、同姓だった。全国に山本という姓は珍しくもないが、旅先で出会うのは珍しい。山本さんは自分より少し年長だった。奥さんがノンアウトドア派で、くるま旅はまっぴらご免とのことで、軽自動車をキャンピングカーに仕立てて、北海道の気ままな旅を楽しんでおられる。相棒と一緒の旅も悪くはないが、時々この様なスタイルのくるま旅にも憧れる。なかなか面白い方だった。9時頃出発。走っている途中、美瑛に直行する前に、久しぶりに旭川ラーメン村に寄って塩ラーメンを食べることにし、市内へ。ラーメンは大好きだが、今は自らに禁食を課している。今日はそれを解くことにする。行ってみると、開店は10時からでまだ30分も時間がある。近くの巨大スーパーで、食材などを買う。幻の塩ラーメンと自ら名を打ったその店は、いつも立ち寄る所。北海道で食べるラーメンは、どこも、どれも旨い。ラーメンに満足した後は、美瑛に向かう。途中、美瑛町に入ってすぐ、sun号のオドメーターが、89999kmを指した。記念にカメラに収める。少し走って、遂に9万キロメートルに到達。これもカメラに。もちろん道路脇に車を停めてである。美瑛では、先ず最近オープンした道の駅:美瑛くらの丘というのに行って見た。美瑛駅近くにこの様な建物があるとは知らなかったが、道の駅は石造りの倉庫のような建物を使った駅舎だった。名前ほど優雅さは感じられなかった。すぐに北西の丘展望台に向かう。今日も大勢の人と車が溢れていた。今は美瑛の丘巡りの最適シーズンで、外国からの来訪者の声も飛び交っている。この辺一帯はパッチワークの丘と呼ばれているが、その通りの景観が広がっている。今日は大雪山連峰が全て雲無しで見渡せる。広大な白い或いは赤紫のジャガイモ畑。金色の麦畑。真っ青な色の甜菜畑。長~い筋の美しい小豆畑などなどが、大地に貼り付けられたように広がっている様は、いくら眺めていても飽きることはない。景観を楽しんだ後は、いつもの午睡を貪る。最高の贅沢だ。 16時過ぎ、上富良野町の千望峠へ行くことにして出発。途中菅野ファームに寄り、ラベンダーなどの花の丘を撮る。千望峠は十勝岳を中心とする山々の展望の素晴らしい所だ。峠近くにある公園の駐車場に泊まっても良いかなと思いながら行ったのだが、残念ながら何故か自衛隊の通信部隊らしき車が常駐していて、レーダーアンテナを張って、電源供給の車がエンジンの音を唸らせ続けていた。これでは泊まることなど到底無理だ。十勝岳の夕暮れなどを撮った後、今夜は日の出公園にお世話になることにして、峠を去る。 10分も掛からずに日の出公園に到着。数台の此処で一夜を過ごすらしき車が停まっていた。この公園には何度もお世話になっており、富良野に来た時の常宿の様な所である。懐かしさと安心感を覚えながら、今日一日が終わる。本日の走行距離は86kmでした。
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