山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <第17回>

2012-07-18 05:43:27 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月17日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在     <0km>

≪レポート≫

 今日は何とも中途半端な一日だった。今日からが本番だと、自転車に乗っていそいそと出かけた図書館は、行ってみれば休館となっており、昨年頂いた休館日のルールからは外れた取扱いになっていたようだ。何しろ今日の別海町のこの辺りは、図書館のすぐ近くにある別海神社の例大祭の中日であるらしく、朝から花火は上がるし、神社付近は神輿も出るとあってか、かなりの人出でにぎわっていた。そのような町の大切な行事のときは図書館どころではないということなのかもしれない。少しがっかりしたけど、町の人たちの気持ちを思えばまあ当然のことと思って納得した。

 車に戻って、さてどうしたものかとしばし戸惑った。予想外の一日の展開の始まりだからである。相棒が洗濯をするというので、それを干すためのロープなどを張っていると、なんだか鼻の辺りがムズムズし出したのであわてた。もしかしたら鼻炎になってしまったのかもしれない。鼻炎は、我が人生の中では糖尿病と並んで甚大な迷惑を被っている病なのである。今日は珍しく青空が見える上天気で、ここに入って以来一番の空の様子なのである。暑くなるのかと思ったが、暑くなり出したのはテントの中だけで、外は意外と涼しいというかひんやりとした空気なのだ。こんなときには、体の方が気象状況についてゆけなくなり、我が鼻君は春先の花粉の季節を感じ出してしまうのである。いわゆる花粉症という奴だ。これには40年ほど前から悩まされ続けている。初めてくしゃみと鼻水が止まらなくなったときに掛った医者から、これは一種の鼻の自律神経に絡むノイローゼのようなものだとの説明を受けたことがあり、それ以来その解釈が一番実態にフィットしているのではないかと思っている。花粉がその重要な引き金となっているのは確かだと思うけど、花粉やほこりなどなくてもある種の気象(環境)条件が揃うと、鼻の神経が勝手に反応してしまい、鼻水やくしゃみを頻発させるのである。幸いに近年では効果的な薬が開発されていて、春先の辛い状況は大幅に改善されたのだけど、今回はその薬を持参していなかったのである。まさか北海道の夏でこんなことに出会うとは想定外だった。これには困った。

 ところが救う神もいた。実は相棒も近年から花粉症の患者の仲間入りをしており、このお人はちゃんとその薬も持参しておいでだった。先ずは安堵したのだが、すぐに薬を飲んでみても直ちに症状が治まるわけでもないので、薬は食後に飲むことにして、午前中は鼻水をふりまき(?)ながら、おかずの焼き物などに取り掛ったのだが、これが意外と手間取り1時間以上もかかってしまった。この間に頭は次第にボーとなってきて、昼食時にはなんだかモヤモヤの状況となってしまっていた。薬の前に少々アルコールも注入して、食事の後はすぐに寝床の人となった次第。目覚めたのは、17時過ぎ。相棒は風呂へ行ったらしく不在だった。鼻の症状は少し治まったようだけど、アルコールの影響はまだ少し残っているらしく、どうも頭がすっきりしない。ようやく正気に戻ったのは、夕食後の20時くらいだろうか。

ま、今日の別海での暮らしぶりといえば、ざっとこのようなものである。旅先での優雅な暮らしぶりの予想とは大幅に落差のあるこのような暮らしが、くるま旅くらしの実態だと言っていいのかもしれない。明日に期待するしかない。

【今日(7/18)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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