山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第110回>

2018-09-12 00:14:09 | くるま旅くらしの話

【今日(9/12:水)の予定】 

 道の駅:しちのへ →(R4)→ 道の駅:とわだ →(R4)→ 三戸町の知人宅 →(R4)→ その先未定(どこかに宿泊予定)

 

【昨日(9/11:火)のレポート】 天気:快晴

<行程>

道の駅:いなかだて →(R102・K)→ 田んぼアート第1会場 →(R102・K)→ 田んぼアート第2会場 →(K・R7・R4)→ 道の駅:浅虫温泉 →(R4)→ 道の駅:しちのへ

<レポート>

 朝はスモッグがかかっていたが、その内に次第に晴れて来て、朝食が済んだ8時頃は快晴の空となった。日差しがきつくて、暑くなるかと思われたが、気温は上がらず快適な田んぼアート見物日和となった。

 8時45分頃に出発して、先ずは第1会場の田舎館村役場に向かう。5分もかからぬ内に到着して、9時の開場を待って一番乗りで切符を買ってエレベーターで4階の展望室へ。今年のテーマは第1会場は「映画ローマの休日」第2会場は手塚治の漫画の主人公が幾つか描かれることとなっている。自分は映画というものを殆ど見ていないので、この映画の主人公たちを演ずる俳優も女優も名を知らないので説明ができないので、以下に写真で紹介することにしたい。

先ず第1会場のローマの休日。左側の田んぼの大きさは縦140m×横48m、右側の田んぼは縦140m×横53mである。

 

初めに田舎館村役場の写真である。なかなか個性的な建物で、この手前が田んぼアートの田んぼで、観覧は300円也を払ってエレベータに乗り、この4階に作られた屋上の柵内から見下ろすことになる。更に200円を追加すると天守閣からも見ることができる。

東側の田んぼの絵。「田舎館のあさゆき」とあるのは、この地で作られている米の新しい品種の名称である。

右側の田んぼの絵。これらの複雑な絵が、100%稲を植えて育てて作られているとは、初めて見る人には、とても信じられないであろう。

 次に第2会場だが、こちらは先ほどの道の駅:いなかだてのすぐ傍にあって、田んぼアートともう一つの領域の石のアートの二種あって、田んぼアートは横160m×縦70mの楕円形の田んぼに手塚治作品のキャラクターが6体描かれている。又石のアートの方は「惜しまれる人」と称してダイアナ妃(680㎡)と美空ひばり(1400㎡)がの絵が大地に石を用いて描かれている。写真の方は、手塚治作品のキャラクターは大き過ぎて全部が一枚には収まらないので、2体ずつのものを使っている。

 

作者の手塚先生の似顔絵と名前を知らないかわいい女の子の絵。

これはブラックジャックかな?あまり漫画を読んでいないので良く判らない。

鉄腕アトムは判るけど、この可愛いさの塊のようなキャラクターの名は知らない。

細かく砕かれた石を大地に並べて描かれた絵である。微細な光の変化を巧みにとらえている。

 モノクロの写真と見紛うほどの出来具合は称賛に値するものだと思う。

 最高の天気条件のもとで見た田んぼアートは4年前と比べて格段に芸術性を増した作品となっているように思えた。ローマの休日は7種類の米を用いているということだが、その米たちは葉や穂の色は勿論、丈の高さや葉の広がり具合などそれぞれの様々な特徴を巧みに活用して、みごとな絵としての表現を実現しているのである。絵の大きさに感嘆するだけではなく、傍へ行って良く見てみると、その細かい様子が判り驚嘆するのである。昨年見た行田市の田んぼアートは大きさという点でギネスに登録されたとか聞いているけど、芸術性という点では田んぼアート発祥の地である田舎館村の作品には及ばないのではないか。ま、あまりこれらを比較して云々するのは意味の無いことだとは思うけど。それぞれの作品のそれぞれの見事さを素直に味わえばいいというのが正解なのだと思う。第1、第2会場とも、素晴らしい作品を見ることが出来て、2日間も待った甲斐があったというものである。存分に楽しんだ後は、南下を開始する。

南下なのだが、実は北上しての出発となった。当初は山を超えて十和田湖の脇を通って七戸の方へ抜ける考えでいたのだが、昨日までの大雨で山道の地盤が緩んでいる箇所もあるかもしれないと考え、安全を期して遠回りでも青森市に戻ってR7からR4に入って浅虫温泉経由で七戸に行くことにした。高速道路の通行を予定していたのだが、田んぼアートの見学が思っていたよりも早く終わったので、一般道を行くことにした。

青森市街を通り抜け、浅虫温泉で昼食をと思ったのだが、道の駅のレストランはパスして、少し先の平内町のホタテ広場という所でホタテ主体の食事を摂ることとなった。自分はホタテの串揚げ4本が載っているホタテカレーを食したのだが、満腹になるほどのボリュームがあって、十分満足した。

そのあとはR4をひたすら走って、14時過ぎに道の駅:しちのへに到着。ここには往路でも寄っているのだが、直ぐ傍に東北新幹線の七戸十和田駅が出来て以降、道の駅も構内の大改築工事が続いており、今回も状況は変わらず、工事の車が多く停まっていて、あちこちで工事の騒音が絶えない状況だった。しばらく休憩の後、近くの東八甲田温泉に入りに行き、今日一日の汗を流す。邦子どのは久しぶり(?)の長時間移動に疲れたようで、自分が温泉から戻ってきてもまだ寝床の中だった。17時過ぎにようやく目覚めた様だが、東八甲田温泉は湯の熱さが増しているので、入るのは止めた方が良いとアドバイスした。この温泉は気に入っている一つなのだが、この頃はやたらに熱いので持て余すようになっている。草津ほどではないけど、老人には穏やかな暑さの風呂がゆっくりできるのだ。ということで、食事も軽く一杯やる程度で済ませて、夜を迎える。

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