山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘13年 秋の関西方面への旅レポート <第2回>

2013-10-28 07:35:37 | くるま旅くらしの話

今日(10/28)の予定】 

  道の駅:若狭おばま → 小浜市内・重伝建(西組~商家町・茶屋町)探訪 →(R27他)→ 琵琶湖・湖東方面 → 道の駅:あいとうマーガレットステーション(泊)

 【昨日(10月27日)のレポート】     

<行程>

自宅 → 谷和原IC →(常磐道・首都高・東名道・名神道・北陸道)→ 敦賀IC →(R27)→ 道の駅:若狭おばま(泊)

 <レポート>

ようやく出発の日が来た。既に昨日までに準備は完了している。それでも水を補給したり、冷蔵庫をガス冷却に切り替えたりするなど出発前にやることはいろいろあって、一段落した時は8時を過ぎていた。快晴の朝である。1週間待たされただけのことはある、と考えることにした。留守の間のことは倅夫婦に頼めるのがありがたい。嫁女に見送られて、旅に出かける心境になって、いよいよ出発となる。

直ぐに高速道の運転となる。常磐道谷和原ICは、我が家からはおよそ1km、2~3分の距離にあり、ウオーミングアップも間もなくの高速運転に入る。快晴の朝の高速道は、日曜日とあってこの時間まだ車も少なく、快適なドライブ条件である。願わくばこのまま都心をさっと通り過ぎることができますようにと思わずにはいられない。利根川に架かる橋を渡ってしばらく走ると、遠くに富士山が雲を従えてこちらを見ているのが見えた。今日は富士山も我々を励ましてくれている、などと勝手に嬉しがったりした。

間もなく常磐道から首都高に入り、都心を通過する体勢となる。首都高に入る前から少しずつ渋滞が始まった。いつものことなので、既に諦めの気持ちは出来上がっている。ノロノロ運転は、高速運転よりもある意味ではより安全かもしれない。前の車の動きに合わせていさえすれば、渋滞が解消するまでは、神経の使用度は少ない感じがする。浅草の辺りを過ぎるまでは渋滞は解消しなかったが、都心に入ると一挙に流れが良くなって、丸の内、霞が関、渋谷をあっという間に過ぎて、間もなく多摩川を渡って、東名道に入る。しばらくぶりの都心の横断だった。海老名SAに着いたのは、丁度10時だった。まあまあのペースである。

それから先は、全くの順調な車の流れで、東名道をマイペースで走り続ける。御殿場から新東名道経由で行くことにした。ところが御殿場に近づくと何故か渋滞が始まり流れが停まった感じがした。開いている車線を走っていると、どうやら御殿場ICの出口で混んでいるらしい。箱根や富士山方面への車で動かなくなっているようだった。まさか新東名が混んでいるのではなかろうとは思ったが、やれやれという気分だった。それにしても都会の人たちの休日の近場観光への意気込みというものは大変なものだなと思った。

御殿場からは、快調に名古屋方面へ進む。途中静岡SAで昼食。山の中なのだが、由比のエビやシラスなど海産物の名物のかき揚げ丼があったので、それを腹に収めた。今回の旅では、外食を少し増やしたいような意向が相棒にあり、今回がその第1回目ということになった。新東名道は、いつだったか時期は良く覚えていないけど、開通間もなく上り線を走ったことがある。その時の旅では往路東名道を走った時には、まだ新東名道は開通しておらず、復路に初めて利用したのだった。新しい道は快適で、SAなども物凄い混雑ぶりだった。今回は道路の状況は開通時と少しも変わらず快適で、SAも適当な混みようで、やはりこちらを選んで良かったなと思った。

浜松を過ぎて、三ケ日JCTから東名に入り、名古屋方面へ向かう。車の燃料が少なくなってきたので、補給しようと上郷SAに立ち寄る。給油スタンドに行ってみると、何と軽油が149円/Lと表示されていた。びっくり仰天である。高速道では高いのは承知していたのだが、これほどとは思わなかった。守谷市近郊では、高くても130円を超えることはなく、自分が入れている店は123円である。いくらなんでも26円も違うとはひど過ぎるなと思った。少しでも害を少なくしようと、20Lだけ入れることにした。

その後は、名古屋郊外を順調に走り、名神道に入って、長良川、木曽川を渡って、やがて揖斐川を渡る。この三つの川は、日本国では大河という区分に入るのかもしれない。アマゾンや黄河などに比べれば、小川なのだろうけど、日本人にはこれくらいでちょうどいいのだと思う。とまあ、つまらぬ妄想などしながら、間もなく養老SAに到着。当初の予定では、今日はここに泊るつもりでいたのだが、まだ15時半であり、とても夜を待つ気分にはなれない。先に行くことにした。明日は小浜市内にある重伝建エリアを訪ねるつもりなので、この調子なら北陸道を敦賀まで行って、そこから一般道のR27を1時間ほど走れば、18時ごろまでには小浜の道の駅に着けるのではないかと考え、それにチャレンジすることにした。若しそれが無理な時は、何処か途中で降りて、琵琶湖湖畔近くに幾つかある道の駅のどれかに厄介になればいいとの考えだった。

その後も流れは順調で、少し暗くなり出したけど、17時少し前には敦賀ICを出て、R27に入る。ここで再び少なくなった軽油を補給する。L辺り134円とあったので、少し高いけど高速道よりは安いとホッとして給油したのだが、清算書を見ると、137円となっていた。134円は、メール会員の場合だとのこと。そればかりを強調していて、同じ現金で払っているのに、3円も高い値段なのは、詐

欺行為ではないかと思った。この手の給油所が流行っているようで、何とも腹が立つ。この先も燃料の価格に関しては、何度も腹の立つ場面を迎えるに違いない。そう思った。それでもその後の小浜市に近いスタンドを見たら143円などというのが普通なのを知り、このエリアの車を使う人たち全員が被害を受けているのを知り、文句を言うのは控えねばなるまいと思った。

 17時50分、小浜の道の駅に到着。もう辺りはすっかり暗くなっており、駅の売店なども終わって人の気配もまばらだった。もう、TVなどの設定は止めて、そのまま寝床の準備をして、夕食に取り掛かることにした。今日は車の中で一大トラブルが発生し困り果てている。というのも、昨日までの雨で室内の湿気が液化したらしく、断熱材を敷いているカーペットを濡らして、靴下を濡らすほどに溜まってしまっていたのである。これを退治するのに、大わらわだった。ようやくスリッパをはいて水分から逃れられるようにあなったけど、台風の雨は、決して甘くはなかったのだということを思い知らされた気分だった。

 今回は「年寄りの半日仕事」を掲げたのだけど、今日は553kmも走って、これでは到底市の様な事を守ったとは言えないなと思った。明日からはまじめに年寄りの心得を守ることにしよう。相棒がへたっていないのが、ま、良かったというべきであろう

コメント
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