山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

来週からのくるま旅のお知らせ

2013-05-18 02:01:33 | くるま旅くらしの話

 このところの記事は、筑波山の山登りのことばかりで、くるま旅のことはさっぱりでした。何にしろ三浦雄一郎さんの感化を受けて、72歳にして身体の大改善を思い立ったものですから、ここ1カ月半ほどは脇目も振らずにひたすらに己の身に重圧を課し続けたのでした。既に3回目の登山を終えて、身体の方の改善の成果の感触も手元近くになって来ていると、ちょっぴり自信がつき始めています。あと何年生きられるのか見当もつきませんが、どう考えても20年以上は無理でしょうし、それ以上生きても、本当に楽しみながらできることは殆ど無くなっていることでしょう。せめてあと15年くらいは活き活きと生きられるようにしたいと思っています。そのためにはそれに対応できる身体を用意しておく必要があり、今の内にしっかりその基盤を作っておきたいと考えていると、まあ、理屈はそう言ったところなのです。

 私の最終目標は筑波登山にあるのではなく、くるま旅くらしを続けながら、多くの出会いを拾って、それをエッセーに記録しながら発信し、世の中の同世代の人たちの力の材料にして頂きたいということにあります。相当におこがましい目標だとは思っていますが、PPK(ピンピンコロリ)とこの世におさらばする前に、納得のゆく生き方をしてゆこうとするならば、今のところこれ以上の目標は無いなと思っています。

 さて、今日はくるま旅の予定の紹介です。昨年の9月16日、北海道の旅から戻って以降、旅らしい旅には一度も出ていないという、閉ざされた環境にありました。この間、倅の結婚などの事件(?)もあって、嬉しい望外の時間に満たされたりして、決して不満だったというわけではないのですが、旅ごころの虫は決して黙り続けていたわけではなく、いつもウズウズと心のどこかで蠢(うごめ)き続けていたのでした。(これは余り健康的な表現ではありませんな)それがようやく決着を見て、来週から凡そ8ケ月ぶりの旅に出掛けることを決めました。

 今度の旅の中には一つの対処事項が含まれています。それは家内の高校時代のクラブの仲間の集まりが、6月の上旬に1泊2日の日程で伊豆の地で開催の予定があり、そこに彼女を送り届けるということなのです。普通ですと、このような場合は、夫の方は「勝手に行けば」ということになり、当事者である妻の方は、その日を迎えて電車などでいそいそと伊豆まで出掛け、一泊して昔の顧問の先生を囲んで懐旧談にうつつを抜かし、夫のことなどは100%忘れ果てて、翌日の夕方あたりに清々しい気分になって戻って来るということになるのですが、我が家の場合は、今頃はそのような成り行きにはならないことが多いのです。

 この話があった時、家内は旅の中にこの予定を繰り入れて対処しようと考えたようでした。自分としてはせいぜいその予定日の前後に伊豆地方辺りを巡れば良いかなと思った程度だったのですが、せっかくなので、少し足を伸ばして未だ一度も訪れたことの無い知多半島一円を回って見たいとは思ったのでした。それが、二人で話している内に、どうやら二人とも長期間の旅なしの暮らしにストレスを貯めてしまっていたのか、俄然スケールが膨らんで、今月の医者通いが終わったら、来月の空いている日まで旅の日程に繰り入れてスケジュールを考えようということになったのです。

 その結果は、来週の23日に家を出発し、上州から信州を経由して、ヒスイで有名な姫川を下って糸魚川に出て、そのあと北陸は富山の方に向かい、富山市内の親しかった亡き友人の墓参を果たした後、そのまま日本海沿岸を進んで、裏京都(=日本海側)から丹波篠山に抜け、それからは京都を素通りして、古都奈良を訪ねるなどした後、吉野の山を越えてお伊勢さんにお詣りし、その後に知多半島を回り、藤枝の家内の妹さん宅に寄ったあと、基本目標たる伊豆長岡での家内の高校時代のクラブのその集まりに家内を送り届けて、こちとらは近くの道の駅にでも1泊し、その後身柄を引き取って伊豆半島を適当に回り巡って、東京中心部を通らずに富士山麓を通って、山梨県や埼玉県内を適当に回って帰宅しようという目論見なのです。帰宅日は未定ですが、6月の4週目までには戻ることにしています。1カ月足らずの旅となりますが、途中の細かい予定などは全く立てていません。決まっているのは親しき知人の墓参と家内のクラブの集まりの日時だけです。元々は、伊豆へ行くだけの用件が、まあ、随分と大きく膨らんだものですが、このようなスケジュールというか、旅のコースの設定はくるま旅ならではの醍醐味なのです。これでなければくるま旅の面白さは半減してしまいます。

 今は旅車の内外の整備を行い、準備に万全を期すようにしています。旅先では、冬が舞い戻って来て雪が降るなどという心配は、もはや消えたとは思っていますが、この頃の異常気象は何をもたらすか要注意です。とにかく無理をしないように、臨機応変に毎日を進んでゆこうと考えています。今回から新しいパソコンを使うことにしています。旅の様子は毎日ご報告することにして、お読み頂ける方もご一緒にくるま旅をお楽しみ頂ければと考えています。

(筑波山への登山の方はしばらく休みとなります) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする