山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

ジジババ二人くるま旅漫遊紀行(2003年 西の方へ行くの卷)第20日(最終日)

2011-12-29 00:41:15 | くるま旅くらしの話

第20日(最終日) 道の駅:両神温泉薬師の湯(埼玉県)から自宅(東京都東村山市)まで

 

 とうとう旅の最後の日が来てしまいました。朝起き出す頃は昨日からの雨が涙雨となって降り続いていました。食事の後、荷物の整理に取り掛かりました。帰宅後には荷物の運搬というハードな作業が待っているので、手際良く行うため今の内からその準備をしておこうというわけです。このような種類の仕事はジサマには全く向いておらず、全てはバサマの言うがままです。力仕事だけが自分の役割だと割りきることにしていますので、事前の整理では殆どすることが無いのが実態です。雨の中を走りまわっての車の外回りの仕事がジサマの持番です。

 

 一段落の後、すでに開店になっている構内の地元物産売り場を覗きました。ここにもいつも魅力的なものが並んでいるのです。でも今回は、野菜類はもう既に満杯の状態ですから買うのは止めることにしたのですが。でも、中に渋柿の特大のものがありましたので、思わずこれは追加して買ってしまいました。

 

 出発の後は、もはや特に書くこともありません。道の駅からはR299に出て、この道をそのまま行って秩父市街を抜け、引き続き正丸峠下のトンネルを潜って曲がりの多い坂道をしばらく走るとやがて飯能市から入間市へ入り、R16に出ます。これをしばらく走って箱根ヶ崎から青梅街道に入って30分ほど走ると東村山の我が家に到着です。幸い雨も降っておらず、早く荷物を下ろしてしまおうと、それからあとはいつも以上のドタバタで大変でした。

旅の話はこれで終わりです。

 

<旅の後感>

 

今回の旅は、真に急に思い立っての出発でした。新たな出会いを求めてというよりも、どちらかといえば昔の出会いを確認し、それを深めようとした旅だったように思います。20数年ぶりの四国の各地の訪問、初めての明石海峡大橋やしまなみ海道の通行、懐かしい知人・友人との再会等など、実に思い出の多い旅となりました。

 

でも20日間で約3500kmを走り、1日換算では平均175kmも走り回って、これは明らかに走り過ぎであり、旅くらしというものではないと思います。ま、あまりそのような理屈にはこだわらずに、目の前の今日の一日を楽しめばいいという旅の考え方もありますから、今のところは旅くらしのための下見をしているのだと思うことにしています。いつかもっと一所の滞在を長くして、その地での暮らしを楽しむ旅をしてみたいと願っています。(終り)

 

【漫遊紀行としての所感~2011年年末時点での】

 

半月ほどかけて、取り敢えず20日間の旅の記録を再整理してみたのですが、どうも面白くありません。8年も前の記録を辿るという点では、懐かしさの溢れる再訪問のような感慨を味わいながらのリライトでしたが、今までのでこぼこ日記からの脱却が少しも見られず、面白味のない記述となってしまいました。こりゃあ、失敗だなと思いながらも終わりまで書かないとケリがつかないと思い、とにかくブログの掲載も年内に済ませてしまおうと、終盤は2回分を1回で掲載し、しかもそれが連日となってしまい、大いに足並みの乱れた投稿となり、真にお恥ずかしい次第です。

 

くるま旅についての材料はたくさんありますから、それらの使い方についてもっと工夫が必要だと改めて思いました。来年は何とかその道を見つけたいものだと思っています。キーワードは面白さにあると思っています。元々面白味のない人間が面白さなどを追及するなんてのが、そもそも無理な話なのかもしれませんが、生きている間にせめて一つくらいは他人様に面白いと言って頂けるような話をものにしたいと思っています。

 

コメント
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