山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

不安と覚悟

2011-03-21 10:21:18 | その他

大震災の発生から今日で10日目を迎えました。この間(な)(すべ)被災地報道見続け、モニタネット情報大事件進行見続た。トーンブログ記事ず、ただただ被災関係者無事安全健康た。

そして今外には放射能を含んだ雨が降り注いでいます。本当は春の恵みの雨のはずなのですが、深まりゆく原発事故への疑念は、安全を呼び掛ける慰めたっぷりの報道に反比例して膨らみ、複雑な思いで恨みの雨を眺めています。

黒い雨を思い出しています。といってもそれを直接見たことはなく、広島や長崎に住んでいたこともありませんが、私の中の原爆投下の悲惨状況のイメージの中には、鎮まった死の世界に音も無く降る黒く重い雨が、大地を黒くべっとりと染めている様子が不気味に広がります。

津波は天災でした。しかし、原発事故は紛れもない人災です。引き金が地震だったのは間違いのないことですが、原発をつくったのは人間なのですから。これは言い逃れができません。このあと、人災が天災にすり替えられることがないようしっかり注視してゆく必要があることでしょう。未だ事態は進行中であり、今は現場で(まさ)対処作業取り組てい安全成功す。

目に見えない凶悪な魔物(まもの)悪辣行為人間しいら、ジタバタ一切最悪来訪覚悟た。無理ようが、最悪の時が来てもまることにし、その時が来るまでは、きう対策ないっていす。は、被災地懸命ようてい大勢贅沢小問題ら。

それにしても、津波で被災された方々の地に、これ以上人災の余波が二重に降りかからないことを心から願っています。何よりも、当面困難に遭遇されている福島県浜通りの皆さまには、一刻も早くこの事件の解決がもたらされることを願い、心の平安がやって来ることを祈っています。

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