山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

東北春旅: 第13日

2007-05-12 09:19:40 | くるま旅くらしの話
今日は奥入瀬を訪ねる日。早朝7時過ぎ出発し、石ケ戸到着50分。先着車2台あるも、人影なし。お湯を沸かし、モーツァルトを聴きながらモーニングコーヒー。これが、此処へ来たときの何時もの楽しみ方である。鮮やかな緑と小鳥たちの囀り、それに眼下を走る渓流を見ながら過ごすこのひとときは、至福の時間である。その後は、渓流に沿って作られている索道を3時間ほど散策。ブナの緑が眩しい。川端には、ミヤマスミレ、二輪草、エンレイ草、山エンゴサク、キクザキイチゲ、それにワサビやユリワサビなどの花たちが咲き競っていた。渓流は所々白波を立てて奔っている。所々大木の緑の間に、オオヤマザクラが紅色のボンボリを灯していて、夢幻の世界だった。秋の奥入瀬も素晴らしいけど、春の奥入瀬はもっと素晴らしい。最高の生命の洗濯の場だ。午前中存分に東北の春を味わった後、黒石方面に向け出発。十和田湖は湖畔を通過しただけ。滝の沢峠で小休止して、フキノトウを摘む。バッケ味噌を作るため。東北では、蕗のことをバッケと呼ぶ。相棒はバッケ味噌
作りの名人を目指している。結構なことではある。山を降りダム湖畔の道の駅:虹の湖にて小休止の後、温湯(ぬるゆ)温泉へ。鶴の名湯は、180円で掛け流しの湯を楽しむことが出来る。最高!!風呂から出た後は、田舎館の道の駅へ。此処に泊まるつもりで、ご飯まで炊いたのだが、車が揺れるほどの強風に脅されて、場所を代えることにした。風に強い近くの場所といえば、R7号沿いにある道の駅:矢立峠だろうと考え、そこへ向かう。40分ほどで到着。やはり、此処は大丈夫だった。やれやれ。長い夜を過ごす。今日の走行距離は124km。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする