山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

東北春旅: 第29日

2007-05-28 05:55:15 | くるま旅くらしの話
旅もいよいよ終わりが近づいた。朝、パークゴルフに行く伊東さんご夫妻を見送って、我々も南下開始。早朝、快晴だった空がいつの間にか黒雲に覆われだした。今日は、南下の途中多賀城と塩竈神社に寄る予定。1時間ほどで多賀城政庁跡に到着。此処はその昔の奈良時代、奥州を治める拠点があった所だ。いつも近くを通過ばかりしていて、訪ねるのは今日が初めてである。小高い丘の上に、遠く太平洋を見下ろすようにして、政庁の建物が造られていたらしい。かなりの規模の大きさだった。丘の下の防塁だったという土手の上に、芭蕉が古を想い涙したという、かの有名な多賀城碑があった。しばらく付近を散策の後車に戻り、次の訪問先の塩竈神社へ。この頃から空模様が急変し、神社に着いた時は、雨が降り出した。傘をさしながらの参拝となった。奥州一宮のこの神社は、さすがの貫禄というか雰囲気を備えていた。今日は土曜休日とあってか、参拝者も多かった。本殿脇の別殿前に、献魚台というのがあり、何だろうと訝しく思ったが、直ぐ下の方に塩竈の湊が見えるのに気がつき
、なんとなく納得。海に係わる人たちの鎮守を担っているに違いないと思った。参拝を終えて、後はひたすら南下するだけである。仙台郊外を抜け、岩沼からは海側のR6号線を選択する。今日は福島県浜通りの楢葉の道の駅に泊まり、明日帰宅することに決める。途中、相馬の道の駅にも寄り昼寝などしながら、旅の終わりを楽しむ。楢葉の道の駅の夜は、ずーっと雨だった。今日の走行距離178km。もう、どんど晴れなくても結構。
コメント
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