村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

宝塚歌劇 観劇

2020-02-14 23:29:30 | 観劇・映画
今日は
宝塚宙組ソラグミ
想望庵様と観劇へ

十八歳の時初めて宝塚を観た
それから暫く
二十代は大好きで
出待ちもした

久しぶりの宝塚
出演者が誰かなどわからずとも
宝塚は華やかで
次々と場面が変わり
衣装が変わる
主役はいつでも
キザでスマート
かっこ良い
宝塚は永遠だ

帰りは日比谷シャンテで食事
あらかじめ予約してあったのだが
宝塚の時間を勘違い13:30開場を
11:30だと勘違い
午後3時に予約を入れてあった
観劇の終了時間は4時半
その時間では行けない
無理だと気が付いたのは
今日の午前中

当日のキャンセル料は八割
焦った
お店に連絡してランチを
五時半からのディナーに変更

観劇が終わった四時半から
五時半近くの空き時間は
帝国ホテルで時間つぶし
その時間も良い
帝国ホテル
宝塚
日比谷界隈
良いね
また来よう
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桃より白し

2020-02-14 01:05:34 | 村雨庵 稽古 
其ソのにほひ
桃より白し 
水仙花
   松尾芭蕉

今日は木曜稽古
朝のうちは雨が
くす降っていたようだが
雨は上がり寒くない
今日も大炉と逆勝手
届いたお菓子は
銘が水仙というものと
鶯餅

水仙の別名は 雪中花セッチュウカ
彼岸花科だ
原産は地中海沿岸
 平安末期に中国から渡来。

・漢名の「水仙」を音読みして
 「すいせん」になった。
 漢名は「仙人は、天にあるを天仙、
 地にあるを地仙、水にあるを水仙」
 という中国の古典から。
 きれいな花の姿と芳香が
 まるで「仙人」の 
 ようなところから命名された。
と「季節の花300」に書いてある


写真は某所で撮ったもの
ピンクの椿だが
人が手を上げているみたい
に見える
何となく愉快な花だ
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とめこかし

2020-02-12 23:52:45 | 村雨庵 稽古 
今日は村雨庵水曜稽古
毎年一月か二月頃に
いつもかける

筆者は
一条内基イチジョウウチモト
戦国時代後期から
江戸時代初期にかけての公卿。
関白・一条房通の次男。
官位は従一位・関白、左大臣。
一条家13代当主。
号は自浄心院・翫月ガンゲツなど。
一字名は杏。
本能寺の変が起きた時の
関白でもある。
(ウイキペディアヨリ)


新古今集の歌切れ 
二月雪落衣

二月雪落衣コロモニオツといふことを
よみ侍ハベリける

康資王母ヤススケオウノハハ
むめちらす
風もこえてや
ふきつらん
かほれる雪の
そてにみたるゝ

題しらす         
西行法師
とめこかし
むめさかりなる
わかやとを
うときも人は
おりにこそよれ

とめこかし=尋ねてきてね

百首哥たてまつりしに春哥ハルウタ
式子内親王
なかめつる
けふはむかしに
なりぬとも
のきはのむめは
われをわするな

土御門ツキミカド内大臣の家に
梅香留袖ウメノカソデニトドメルといふ事を
よみ侍けるに
藤原有家朝臣
ちりぬれは
にほひはかりをむめの花
ありとや袖に
春風のふく

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梅は林和靖リンナセイ蓮は?

2020-02-11 23:52:04 | 村雨庵 稽古 
今日は祭日
村雨庵茶の稽古
掛け物は
且座喫茶シャザキッサ
「まあ一杯おあがり、
現實ありのままの一句」
『禅林句集』柴山全慶編

花は金魚葉白椿と雪柳の芽吹きを入れた
香合は型物香合番付
染付周茂叔シュウモシュクの写し
狩野正信筆
周茂叔愛蓮図シュウモシュクアイレンノズは国宝
梅は林和靖リンナセイ
蓮は周茂叔シュウモシュクだ

周茂叔シュウモシュクとは
北宋の儒学者
周敦頤シュウトンイの字アザナだ
中国では名として
姓セイ(氏)
諱イミナ(名)
字アザナがあり
男子は
二十歳で冠を着け字アザナを持った
女子は
十五歳でかんざしを着け字アザナを持った
と『礼記ライキ』あり
成人した呼び名としては
原則として字アザナが用いられた
というようなことが
ウイキペディアに書いてあった

梅は林和靖リンナセイ
菊は陶淵明トウエンメイ
蓮は周茂叔シュウモシュク
蘭は黄山谷コウサンコク
人物の解釈に
覚えておくと役立つ
はずだ

写真は久しぶりにいつものイタリアン
まずはサラダからでパチリ
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古筆の名称

2020-02-10 23:10:37 | 古筆
古筆の名称の由来(ウイキペディアより)

所蔵地の名によるもの
『高野切』、
『本能寺切』、
『寸松庵色紙』、
『石山切』、
『亀山切』、
『岡寺切』など

所蔵者の名によるもの
『本阿弥切』、
『関戸本古今集』、
『久海切』、
『民部切』、
『了佐切』、
『荒木切』、
『大江切』、
『御家切』、
『右衛門切』、
『中山切』、
『今城切』、
『角倉切』、
『日野切』、
『近衛殿切』、
『二条切』、
『龍山切』、
『四条殿切』など

料紙の特色によるもの
『継色紙』、
『升色紙』、
『藍紙本万葉集』、
『綾地歌切』、
『筋切』、
『通切』、
『大色紙』、
『小色紙』、
『糟色紙』、
『葦手歌切』、
『鶉切』、
『鯉切』など

分割した土地にちなむもの
『鵜飼切』など
『針切』、
『紙捻切』など

書写の年代によるもの
『元暦本万葉集』、『天徳歌合』など

料紙の特色によるもの
切断した年代によるもの
『昭和切』、
『戊辰切』など

詩文の最初の文字によるもの
『風信帖』、
『秋萩帖』など

聞いた事のあるものもあるが
知らない名前もたくさん
これらを全部理解出来たら
古筆を楽しめるだろうに
具体的に少しずつ
勉強しよう かなと思う

写真は横浜三渓園の中の建物
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片頬つめたき

2020-02-09 23:27:47 | 食事会
川添ひの片頬つめたき二月かな 虚子

今日は寒かった
サカチさんちで食事会
おなかがすいて
待ってられず
写真は上手くとれなかった
ごちゃごちゃ酷い

今日の寒さに
牡蠣のみぞれ椀がぴったり
風呂吹き大根
鶏の照り焼き
ご馳走様でした

2月
如月キサラギという
まだ寒さが残り
衣キヌを更に着る月で
「衣更着キサラギ」
陽気が更に来る月で「気更来キサラギ」

明日は
2月10日(月)
記念日をネットで見たところ
ニットの日
ふきのとうの日
ふとんの日
観劇の日
封筒の日
福寿の日
コッペパンの日

明日はコッペパンを食べようかな
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「二月は逃げて走る」

2020-02-08 23:11:25 | 短歌・俳句の事
西行
わりなしや 
こほるかけひの 
水ゆゑに 
思ひ捨ててし 
春の待たるる

わりなしや=道理に合わない

ついこの前までは
暖かい冬だったが
このところは
寒くて外へ出掛けたくない
あまりに寒いと
勝手なもので
春が早く来るように
思わず願ってしまう

ことわざの
「二月は逃げて走る」
あっという間過ぎてしまうという
この頃だ
因みに
一月は行イぬる 
二月は逃げる
三月は去る
四月は死ぬほど長い
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氷柱ツララ

2020-02-07 23:55:48 | 短歌・俳句の事
何ゆゑに長みじかある氷柱ツララぞや 鬼貫オニツラ

上島 鬼貫
ウエジマオニツラ
1661-1738
江戸中期の俳諧師
武士として出仕していた時代は
藤原宗邇フジワラムネチカ
と名乗った
晩年は平泉惣右衛門ヒライズミソウエモン
と名乗る
別号に点也・仏兄サトエ・即翁・
槿花翁キンカオウ・自休庵・馬楽堂


つららの映像を
テレビで見たが
実際につららを見たのは
いつだろう
覚えていない
つららの形の花入が
どこかにあるはずだと
急に思った
有る場所はわからない


予定では今日明日と
確定申告の用意をするつもりだったが
今日は何もせず
怠けて寝ていたが
新聞を取りに出たところ
庭の垣根がピカピカと新しい
昨年の台風で木戸が傾き
蹲ツクバいの垣根が壊れた
大工さんに頼んであった
やっと直す順番になり
来てくれた
以前の垣根は竹を組んだものだったが
壊れやすいので
今回は人工の物にした
明るくはなったが
正直やぼったい
どこかのドライブインの
蕎麦屋かうどん屋さん
みたいな感じ
丈も高い気がしたが
前のと同じ高さだと
袖垣も前と同じく
小屋根の付いたのにしたが
出来上がるとおもちゃみたいだ
何れもカタログで自分が選んだもの
風情がない
ワビがないと思っても
自分で選んだのだから
仕方ないか
偽物なのだから
仕方ない
そのうち慣れるだろう

写真は
庭の片隅の
壊れた植木鉢で咲いている
シンビジューム
可憐で逞しい
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外は雪 内は

2020-02-06 23:47:24 | 能・謡
外は雪内は煤ススふる栖スミカかな  一茶

今日は寒い
北国では
雪不足が一日でほぼ例年並になった
とか
お昼はお謡
二時頃戻り
午後からは
村雨庵の木曜稽古

お謡の稽古場に早めに着いた
先輩が仕舞の稽古をしている
先生と並んで舞う様子をしばし拝見
仕舞の足の運びは
無駄がなく
美しい

裏千家の足の運びは
本勝手逆勝手
何れも
客付の足で入り
客付の足で出る

半畳を二歩
三歩目で敷あわせを越える
一畳を四歩
五歩目で敷あわせを越える
京間も関東間も同じ


写真は原宿駅に
今作りつつある新ホーム
原宿駅は現在改装中
ホームはひとつで
山手線の内回り外回りのみ
いつもは観光客でごった返していたが
今日はとてもすいていた
新型コロナのせいだろう
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二月は大炉

2020-02-05 23:16:47 | 村雨庵 稽古 
今日から二月のお稽古だ
大炉と逆勝手の点前
一年ぶりのお稽古
思い出しながら
頭も体も動かそう

大炉の
炭手前では羽根で炉縁を掃く
初掃き 10回
中掃き 6回
後掃き 6回

炭斗スミトリの炭の組み方
炭手前はいつでも
炭斗を炉の 左側 に置くときのみ
組み方を 左右逆 に組む
右側に置く場合はいつもと同じ
炉中に炭を入れる時は
五徳の向きは変わる場合もあり
位置は異なる事もあるが
つぐ順などは
全ていつも通り
よって
大炉は常の通り
逆勝手の組み方は違う

炭のつぎ方は
初炭は初炭
後炭は後炭のやり方で
いつでも同じだ

ただし大炉は
雪輪瓦の向こうの隅には
初炭は
湿し灰に灰匙
後炭は
輪胴 丸 割 丸管 割管 枝炭
の順にて
道具炭を置いておく
中立の時に用意する
忘れぬように

写真は
銀座風月堂
お菓子もお茶も
美味しかった
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冬の梅

2020-02-04 23:23:10 | 紫廼茶話会
鶯の逢ふて帰るや冬の梅 蕪村

今年は立春
暖かい
でも
明日から寒くなるようなことを
天気予報で聞いた

今日は紫兎先生のお稽古
ナガタン姫が一人では行けないと
メールがあり待ち合わせてご一緒に行った
お点前は貴人清次の濃茶と薄茶
それと台天目

先生の床の間には美しい源氏絵が
掛けられていた
場面を見ただけで
源氏物語のどの帖か
わかるのもあるが
これはわからない
勉強が足りないということだろう
頑張ろう
なにごとも
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銀座へ懐石料理そのあと風月堂

2020-02-03 22:59:21 | 食事会
今日は文の会だが
銀座に懐石料理を食べに出掛けた
お勉強もしたいけれど
美味しいお食事も宜し

始めに三種

梅の皿に
琵琶湖の鮎の稚魚の氷魚ヒウオと芹セリ
麦わらの蓋物には
海老芋エビイモとインゲンの煮物
灰釉には
蛤ハマグリと青菜は地方の菜花みたいなものの
浸し


蓋物に鰤大根ブリダイコン



次は鮒フナの和え物だとおもうが
違ったかも

八寸


壺々には浸し豆
ツブ貝 蕗の薹 車エビ
魚の南蛮漬 自家製のからすみ 

煮物椀は甘鯛真薯アマダイシンジヨ


お造り
鱈の粕汁など
焼き物は鰆サワラ








もう  おなかいっぱいだがご飯
別腹に甘味

外に出るが
またも甘味
風月堂へ
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横浜三渓園の茶会と観梅

2020-02-02 23:29:23 | 茶事 茶会 
今日は横浜の三渓園のお茶会へ

茶室へ向かう右手の池に
川鵜カワウだろうか
大きめな鳥がじっと杭に留まってる
置物かと思った
とみんなでワイワイ自然を観賞
少し寒めだが晴れ
日向ヒナタは暖かく
青い空が綺麗だ
六名での参加だが
庭を歩くときは
大きな声を出しても
咎トガめられない
まったり
のんびりと行こう

大寄せ茶会はだいたい
席入りまで並んで待たねばならないが
その時間も案外楽しいものだ
梅が膨らみ始め
窓越しにそれを見る
窓ガラスにクラクラと筋があり
歪ユガんでいるのは
古い手作りの板硝子イタガラスだから
技術の向上でももはや現在は出来ず
貴重だ
偶然だが
会いたかった知り合いに会えたり
席入りを待っている間に
お客様の和服姿の観賞も出来る

薄茶席が四席
流派も色々
裏千家が二席
表千家と武者小路千家
早めに行ったので
四席全てに入り
お菓子を四つ
食べた
でも甘いものばかりでは
お腹は満足しない
帰りに
三渓園の出口の
お土産物屋さんのようなところで
ビーフカレーを食べた

大寄せ茶会に登場する
他流でも
取りあえず
覚えておきたいお家元

表千家
十三代 即中斎ソクチュウサイ
十四代 而妙斎ジミョウサイ
十五代 猶有ユウユウ斎

裏千家
十三代 圓能斎エンノウサイ
十四代 無限斎ムゲンサイ
   一般に淡々斎
十五代 鵬雲斎ホウウンサイ
十六代 坐忘斎ザボウサイ

武者小路千家
十二代 愈好斎ユウコウサイ
十三代 有隣斎ユウリンサイ
十四代 不徹斎フテツサイ
当代 隨縁斎ズイエンサイ
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たんぽぽのわすれ花

2020-02-01 23:28:54 | 茶の事
たんぽぽのわすれ花あり路の霜 蕪村

明治時代に
外来種の西洋タンポポが入ってきたが
在来種の日本タンポポは
鼓草ツヅミグサとも

蕪村の俳句にもこうして登場
英語ではダンデライオン
漢字では蒲公英タンポポ


今日は大炉を開く予定
本勝手の炉を塞ぐ
後炭所望に使った焙烙ホウロクを終う

炉の大きさは
昔は色々あり
決まっておらず
利休の頃より一尺四寸となり
大炉は宗旦が
一尺八寸四方と定めた
と言われる

大炉は
玄々斎が
1849嘉永二年に
知恩院門跡尊超法親王(華頂宮)を
迎えて献茶の折
茶室咄々斎の暖のために
隣の六畳間に大炉を切られ、
薄茶もここで行われた
とネットにあった

以前 先生から
この六畳を待合にし
暖房の為大炉にした
のだと聞いた

「大炉は一尺八寸四方
四畳半左切が本法なり
但し、六畳の席よろし」
二月に限り開き
炉縁は北山杉木地丸太、
炉壇は聚楽土に
墨を混ぜた鼠土で
灰色に仕上げます


写真は母貝バイモ
もう芽を出している
それもけっこう伸びて
暖冬なのだ
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