村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

風薫る

2016-05-16 23:55:17 | Weblog
ただいま母親の介護の真っ最中だ
昨年8月に転んで入院
その後退院して寝たきりになる母は90歳
私は66歳それと64歳の妹と
介護は二人でしている
いわゆる老々介護だ


いいわねぇ
何の心配事も無くて
などと
密かに人のことを
思うまい
比べて
うらやんだとて自分が
楽になるものでもなし
自分は自分
もっと良いこと
もっと楽しいことを
考えよう


それに
順調に見えても
どの人もどの家でも
一歩入ると
色々事情があり
悩んで苦労していることがあるのだ
言わないだけ

折れそうになったら
短歌を作ろう
くじけたら
短歌を作ろう
どろどろと短歌を作ろう
それをノートに書き綴ろう

月例の短歌を12首
そろそろ詠まなければならない頃だ
明日は何も用事がないから
短歌を作ろうっと
どろどろと短歌を詠もう



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羊の会 五月

2016-05-15 22:50:50 | 村雨庵 稽古 
今日は且座
四畳半花月
香付花月
のお稽古

写真は
今日のお昼


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三越デート

2016-05-15 01:19:05 | Weblog
日本橋三越で
凜さんと待ち合わせ
特別食堂にてランチ

腰の手術後
半年以上会っていなかった

待ち合わせの場所に行くと
杖は持ってはいるものの
スックと立っている凜さん
より美しくなられた
アクが無くて
とても綺麗だ

少し痩せられて髪も
染めるのをやめたらしいが
豊かな御髪が白く光り
よくお似合いだ
そばに行くと なんと
背が高い
手術で2センチ
伸びた
そうだ

合えば諸々の心配したことは
1度に消え去る
友達の皆さんも写真をご覧になれば
安心なさることよ

デザートに珈琲のお代わりも済ませたら
今日はここまで
でも 
また来月も三越デートね

三越の後は三井記念美術館へ
魯山人をやっている 
でも1300円
窓口で何かでお安くならないかしら聞いてみる
なんと
「大人の休日倶楽部」で300円割引
1000円になった

魯山人は勿論好きだ
今日は
魯山人の食器がほとんど
どれにも
魯山人のエッセンスが
張り付いている
そのエッセンスをサラッと
見る 


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今日は茶事

2016-05-13 22:51:35 | 茶事 茶会 
今日は茶事
行台子の茶事

初めて参加する
役は正客

待合にて
煙草盆火入を観賞
汲出しを頂戴し掛け物に礼をして
露地に降りる
腰掛けにて迎付けを待ち
蹲いを使い席入

竹台子の天板
八卦盆に茶入
羽根と香合が飾られる

挨拶し初炭
香合拝見の後
縁高に菓子五種
菓子を食べ
席を改める為腰掛けへ降りる

銅鑼にて席入
床は花に変わる
行台子にて濃茶を頂戴
そのまま懐石
終わると動座
露地に降りて
小間席へ席入
煙草盆と菓子器が運ばれ
薄茶となる
薄茶が
終わると
挨拶し送り礼
躙り口から外に出て
亭主の礼を待つ

待合は大和絵
本席には江戸中期の墨跡
薄茶席は江戸の漢詩色紙

五月の茶趣の取り合わせ
ただただ清々しい
とても
勉強になった



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五島新緑茶会 会記

2016-05-12 21:23:53 | 村雨庵 茶事茶会
村雨庵新緑茶会

平成二十八年五月七日
於 五島美術館

濃茶席 松寿庵



寄付
床  近衛三藐院画讃 鍾馗 
 嵐吹風仁木葉野如散向悪魔遠打拂計里
脇  絵手本巻子 狩野探信画 くらべ馬 

本席
床  藤原為家筆 古今集切 小松茂美鑑定書
    夏山に 恋しき人や 入りにけむ
    声ふりたてて 鳴く郭公    紀秋岑



花 時のもの
花入 胡銅象耳 時代
香合 堆朱居布袋 明時代




釜 あられ筒釜 浄光造 天保年代
風炉 雲華道安風炉 月松斎造
水指 古瀬戸一重口
茶入 唐物壷形  仕覆 草花紋銀襴
茶杓 千道安作 六代覚々斎筒 八代�吸啄斎箱書 内本積有外箱
茶碗 瀬戸唐津 銘 望景 鵬雲斎箱
替 古高取 沓形
御本半使
薄器 堆黒虫中次 初代玉楮象谷造
蓋置 木津宗詮作


建水 曲
茶 万の昔 奥西緑芳園詰
菓子 藤波金団 太市製
菓子器 銘々皿 唐物
銘々皿 盛阿弥造
塗皿 時代

薄茶席 古経楼
本席床 翠巌宗筆一行 本来無一物
花 時のもの
花入 籠 唐物 
香合 紫檀 梅 天下一戸沢左近造
風炉先 銀地
風炉釜 朝鮮風炉 畠春斎造
棚 有楽好杉水指棚 須田桑月造
水指 宇治焼 
棗 金地波車大棗 中村孝也造 鵬雲斎箱
茶杓 高橋箒庵作 銘 笑門
茶碗 乾山写杜若 岡田華渓造 鵬雲斎箱
替 宋胡禄写 古曽部焼 
白釉茶碗 銘 岩清水 井高洋成造 井口海仙箱
志戸呂焼 時代


    

数茶碗 掻落し三島  駕洛窯
仁清写流水紋 暁窯
蓋置 三宝 新渡染付
建水 鵬雲斎好唐草彫唐金 米山造
水次 秋草薬鑵
替茶器 末広 現川焼
菓子 渦水 青楓 太市製
菓子器 榕樹溜塗長盆 照屋和那造
莨盆 行李蓋 山下甫斎造
火入 交趾 須田菁華造
煙管 淡々斎好南鐐 木村清斎造


   


点心席 富士見亭・第二講堂  赤坂有職

床 まつ本一洋画 松籟



以上
明日は金曜日
茶会より1週間経つ
その会記
上げておこう
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萬事 意の如し

2016-05-11 23:47:47 | 村雨庵 稽古 
今日は連休明けの
風炉の稽古


茶席の
ホットカーペットや
毛氈をしまうと
畳の表面積が増え
急に爽やかな雰囲気になった
よしよし
今日は
初風炉


掛け物は
大津絵に万事如意の賛がある




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芍薬の白

2016-05-10 23:43:41 | 紫廼茶話会
初風炉の茶になると
炭も柄杓も小さくなる

毎年のこと
それをいつも新鮮に感じる

今日は
紫兎先生のお稽古
花は縞さんが
いつもたくさん持って来るので
花の勉強にもなる

写真の花は芍薬


芍薬の白の一華をたてまつる 草城


日野 草城(ひの そうじょう、
1901年(明治34年)7月18日 - 1956年(昭和31年)1月29日)は
東京都出身の俳人。
本名は克修(よしのぶ)。
「ホトトギス」で学んだ後、
「旗艦」を創刊、
女性のエロスを主題とした句や
無季俳句を作り、
昭和初期の新興俳句運動を主導。
戦後は「青玄」を創刊・主宰し
一転して静謐な句を作った。
ウィキペディアより


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杜若

2016-05-09 23:58:50 | Weblog
伊勢物語九段
かきつばた
を句頭に織り込んで
和歌を詠む事があったこれを折句という

からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ



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また新たなる

2016-05-09 00:40:30 | Weblog
若葉して又新なる心かな 漱石


茶会が終わって
今日はお謡の稽古
初心者は基礎を身につける
その為に予習復習を欠かさない
忙しい時間がないと言うのは
しない事の言い訳だ
誰もが忙しい
寝る時間食べる時間が
あるのだから
稽古の為の
5分の時間が
取れない筈はない
取ろうとしないだけ

先生は仰る
その通りだ


茶会の次の日だから
疲れているかと自分でも思ったが
案外元気で
いやすこぶる元気


風邪をひいて声はかれているが
力いっぱい声を出せば
また新たなる心が湧きあがる
といっても
疲れたのだろう
眠たいから
この辺で


写真は昨日の茶会
濃茶席の床



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新緑茶会・五島美術館

2016-05-07 23:01:57 | 茶事 茶会 
雨を気にしていたが
晴れた
写真は帰りの荷物を積み込んだ車の中から
五島美術館の出口を撮った
面白くない写真
で茶会の写真は1枚も撮ってない
忘れていた
想望庵様が茶室の写真を何枚もメールで送ってくれたが
うまくアップできなかった
ので
この写真になったと言うわけだ


五島美術館は新緑の真っ只中
涼やかな気持ちの良い風が吹いていた

茶会事は
明日にしよう


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むせびたる五月

2016-05-06 23:13:52 | 村雨庵 茶事茶会
えにしだの
黄に
むせびたる五月かな 
      久保田万太郎


茶会でいつも
最後まで頭を悩ますのは
花だ
この頃は1週間経つと植物がすべて入れ替わる
それでも
なんかあるだろうと
予定していたわが庭の茶花は殆ど終わった
近所を散歩しつつ茶になりそうな花を探す
向こうに黄色い花がチラホラ
見える
近くに寄るとエニシダ
でももう蕾はない
咲ききった後の
花がいくつかの咲いているだけ
残念ながら使えない

オダマキ
ニワゼキショウ
雪の下
二人静
額アジサイは
我が庭と近所を一回りして
調達したが
濃茶席と薄茶席の花には足りない

友人達に
緊急茶花御願いメールを
発信



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美しき五月

2016-05-06 00:44:16 | 村雨庵 稽古 
美しき
五月
微熱を憂しとせぬ 
        日野草城

茶会の荷物を作る
森金さんとサカチカさん
手伝い
濃茶席、薄茶席、待合と点心席
表道具と水谷のもの
道中で壊れないように詰め物をきちんと
それぞれ行き先を書き
風呂敷で包む
お昼1時からはじめ
終わったのが夜六時半だ
後は
風炉釜とお茶を忘れないように

支度しながらも
ずっと捜し物をしていた
買ったばかりの香木なのだが
とてもよい香りなので
先週お弟子様に分けた
文の会では会員お二人に差しあげた
それでもまだたくさんあるので
昨日の稽古の時
見えたお弟子にと
その香木を捜したが
ない
のだ
ありそうな処には
結局どこにもない

確か
白い封筒に入れてあった

ひょっとしたら…
外に出した今日のゴミ袋
紙ゴミばかりで膨れている
探したら
すぐあった
嵩張った封筒に白い紙に包んであった
そういえば自分で捨てた
この封筒をポンと捨てた記憶がある

明日は金曜ゴミだしの日であるから
危ういところだ
燃えたらきっと良い香りが広がっただろうけど



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五月の太陽

2016-05-05 00:26:48 | 村雨庵 稽古 
森出でて
あをき五月の太陽を
見上ぐる額の
なにぞ重きや
    若山牧水


朝の内は雨10時頃には晴れてきた
五月の青い空だ
連休の最中だが
茶会があるので
今日は稽古

五島美術館の茶会
濃茶席は
わたしめの教授の拝受披露であり
薄茶席は
昨年準教授を拝受した3名が席持ちする 
3名にて点前、半東、席主をするのだが
常は稽古時間がバラバラなので
今日は初めて
3人揃って茶会の稽古

茶の稽古は
だいたい点前のみの稽古が多いが
茶事の亭主をすると
いかに点前のみでは
亭主としての役目が
足りない事に気が付くのだ
だからこそ
稽古茶事でもよいから
回数を重ねよう
普段の稽古から茶会の正客位はいつでも出来るように
正客も稽古するに尽きる

お弟子様には
なるべく早めに茶事の亭主をして貰うと
いつまでも茶を好きでいられる
結果お茶の勉強すらも
楽しんで出来る
と自分の経験から悟った
茶はほんとに楽しいのだ
どんどん
茶事や茶会をしよう
取り敢えず
土曜日頑張る
頑張ろう

写真は稽古の後5名で
いつもの中華屋で乾杯
料理を取り過ぎて食べきれない
焼ビーフンをお土産にして貰った
久しぶりだったが
満足





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式子内親王

2016-05-03 21:57:46 | 女房三十六歌仙
式子内親王
(しょくし/しきし(のりこ)ないしんのう)
1149- 1201、
平安時代末期の皇女、
賀茂斎院である。
新三十六歌仙、
女房三十六歌仙の一人。
後白河天皇の第3皇女。
母は藤原成子、
守覚法親王・亮子内親王(殷富門院)・高倉宮以仁王は同母兄弟。
高倉天皇は異母弟にあたる。
萱斎院、大炊御門斎院とも呼ばれた。

藤原定家と
秘かな恋愛関係にあったのだ
とする説が公然化し、
そこから「定家葛」に関する伝承や、
金春禅竹の代表作である謡曲『定家』ができた

百人一首の89番に
玉のをよ
たえなはたえね
なからへは
忍ふることの
よはりもそする




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小野小町

2016-05-02 22:08:08 | 女房三十六歌仙
ブログに書くことが
ないときは

女房三十六歌仙を
取り上げる

平安や鎌倉時代は歌仙意識が高く
和歌の名人上手を崇め、
また歌道の先輩として歌仙達を尊敬した

六歌仙
三十六歌仙
のように六と三十六の
数字をも特別視したようだ。
いままで六歌仙や三十六歌仙
また中古三十六歌仙をあげたが
今度は
女房三十六歌仙を書こう

鎌倉時代の
女房三十六歌仙歌合
から出ていると本にはあった


まずは小町

小野 小町
(おの の こまち、生没年不詳)は、
平安時代前期9世紀頃の女流歌人。
六歌仙、
三十六歌仙、
女房三十六歌仙の一人。
(ウィキペディアより)

謡曲に
『草紙洗小町』
『通小町』
『鸚鵡小町』
『関寺小町』
『卒都婆小町』
『雨乞小町』
『清水小町』
の「七小町」がある




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