村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

恋ふらむ鳥はほととぎす

2016-05-27 23:26:49 | お勉強
額紫陽花
ガンピ
小葉のずいな
白花しもつけ
糸ススキ 

月に一度の茶の稽古
豊富な花の中から
先生が活けられた

菓子は青梅
干菓子はスハマの落とし文と杜若の焼き印のフノヤキ風煎餅

杜若の焼き印より
ホトトギスだと良いがねぇ
とつぶやかれた


いにしへに
恋ふらむ鳥は
ほととぎす
けだしや鳴きし
我が恋ふるごと
        額田王   


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紫の 花菖蒲

2016-05-27 00:44:34 | 村雨庵 稽古 
紫のさまで濃からず花菖蒲 万太郎


久保田 万太郎
くぼた まんたろう、
1889 - 1963浅草生れ
大正から昭和にかけて活躍した俳人、小説家、劇作家

生粋の江戸っ子として伝統的な江戸言葉を駆使して滅びゆく下町の人情を描いた

戦後に俳誌「春燈」を主宰
俳句の別号に暮雨、傘雨
別の筆名に千野菊次郎



木曜稽古は
今日は夜のみ
森金さんとサカチカさんお二人
稽古は勿論だが
少ないときは
道具の話しもする
今日は茶入だ
並べて
土味や形をよく見ること
仕覆のきれ地の時代
仕立て



稽古の時に
客になると案外
拝見を略す事がある
自分もするから
お弟子様に
必ず拝見もお稽古すること
と強くは言えない

茶道具は
稽古の時にこそ
よくよく見ることが重要
その積み重ねが
いつか必ず
実を結ぶ

実とは
見れば
わかるようになることだ
初めは
稽古に使っているものと
同じものがわかる
そのうち
その周辺がわかる
そのあとは
勉強次第でわかるものが
どんどん増える

勉強とは本を読む
美術館へ行く
茶会茶事へ行く
最後は
買う事だが
それは 注意が必要だけどね

いつかお弟子に言おう 




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