村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

柄杓にこころ・・・

2011-05-13 23:58:26 | 茶の事
五月から炉は風炉へとかわり
道具も夏向きに変る

柄杓もかわる
柄の切り止めの
身の方をそいで有るのが
風炉の柄杓だから
みそぎぞ夏の印なりけり
といい
ハッキリと区別されている
因みに炉は竹の皮めの方をそいである

寒熱の
地獄に通う茶びしゃくも
心なければ
苦しみもなし

白隠の歌だと聞く


また利休道歌に

湯を汲むは
柄杓に心
つきの輪の
そこねぬやうに
覚悟して汲む


やはり
心は大事


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