村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

峰の嵐

2019-03-22 23:22:27 | 文の会
今日は文の会
待ち合わせはいつものイタリアン

いつものように
おつまみを頼む
ワインで乾杯
パスタ二種と
ドリアは大盛
最後に珈琲を飲んで
リラックス
満足

今日は大和物語の
60から65まで
読んだ

063段
源宗于ミナモトノムネユキが、
ある娘のもとに通っていた
親が逢わせないようにしたので
むなしく帰ってきた
その時詠んでおくった和歌

さもこそは
峰の嵐は
荒からめ
なびきし枝を 
うらみてぞ来し
源宗于朝臣

「さもこそ」は
いかにもそうで。
さぞかしそうで。
「峰の嵐」は親のこと
「なびきし枝」は娘のこと


源宗于は百人一首28番の作者
山里は冬ぞ寂しさ 
まさりける
人目も草も 
かれぬと思へば

三十六歌仙の一人だ
            
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