村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

雲龍梅

2012-01-31 23:17:12 | 茶の事
一月も今日は晦日
茶の稽古に出かける
今年は辰年 龍年だ
それに相応しく
花は寒菊と椿それに雲龍梅
雲龍梅は
江戸時代末から庭木として栽培されたよう
グルグルと枝がくねる
ちょうど二つほど花が咲き
たくさんの蕾をつけている
動きのある枝の
その自然の妙が見事だ

そばの硯箱を見ると
なんだか急にお習字をしたくなった
上手に美しい文字が書けたらどんなに良いだろう

江戸初期の寛永の三筆は光悦、信尹、松花堂
光廣を入れて四筆とも

魯山人が選んだ三筆は一休、秀吉、良寛

もともとの三筆 9世紀・平安初期の能書家は空海、嵯峨天皇、橘逸勢

三蹟は10世紀・平安中期の能書家
野蹟・小野道風、佐蹟・藤原佐理、権蹟・藤原行成
三賢とも言うようだ
その三賢は連歌の二条良基・救済グサイ・周阿も言うようだ

あれこれ思ったら
お習字をする時間がなくなった
またにするか・・・


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