村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

昼かほや

2015-06-30 21:25:53 | 茶の事
昼がほや すみれの後のゆかしさよ 蕪村


今日は
月に一度の茶の稽古
色無地紋付にて
奥秘
台子の稽古だ
真の行台子、行の行台子
奥秘の稽古は点前をするも
客になるも
何故か
清浄な気分になり
それが心地よい


台子の
由来として

一般的には
鎌倉時代の僧「南浦紹明」は
宋に渡り、虚堂智愚の法を継いだ。
日本に帰るとき径山寺から台子を持ち帰った
それが福岡の崇福寺に伝えられ、
後に京都の大徳寺に渡ったとされる。
これを天竜寺の夢窓疎石が初めて
点茶に使用したとされる。

台子の柱は
四季をあらわすとも言われる
四季は
右前から春
左前の柱は夏
左後の柱は秋
右向うの柱は冬

今日は6月晦日
夏越の祓いを済ませ
明日から7月
また新しい半年を始めよう




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