村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

光りに見ゆる さゆりばな

2022-06-02 23:43:47 | 村雨庵 茶事茶会

 内蔵縄麻呂(くらのなわまろ
灯火トモシビの
光りに見ゆるさ百合花
ゆりも逢はむと
思ひそめてき

写真は
鶴屋八幡の「山百合」
白いういろうから
ピンクの餡が透けて見える
ゴマは
百合の班点を表してるようだ

山百合
学名はLilium auratum
「黄金色のユリ」の意。

山地に生える日本特産のユリ
山中に生えることから山百合
山百合の花は夏に咲く
大型で白く
山中でもよく目立ち、
強い芳香を放つ

中国植物名(漢名)は、金百合キンヒャクゴウ、
日本漢名では
山百合サンヒャクゴウとよばれる
花言葉は、「荘厳」
発芽から開花までには
少なくとも5年以上かかる
株が古いほど多くの花をつける。
風貌が豪華で華麗であることから、
「ユリの王様」と呼ばれる。
ユリ根が美味しい
ユリの多くは灰汁(あく)が多く
食べられない
灰汁が少なく
鱗茎が大型なのが
小鬼百合、
鬼百合、
山百合、
山百合の鱗茎は
料理百合とも呼ばれる

山百合は
甘く濃厚で強い香りがあり
切り花でも長持ちするが
茶花にはしない

立てば…
座れば…
歩くすがたは…
そんな人に会いたい

コメント
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