村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

更好棚のこと

2022-02-16 22:33:36 | 村雨庵 稽古 

平成二年1990年の
利休四百年忌のとき、
今日庵の茶道会館にて薄茶を頂いた事がある
その時、更好棚を使われていたが
自分の持っている黒爪紅とは違う木地のものだった
中板の裏に花押があるとの説明をうけた
今から32年前記憶もいい加減だが
そのことは覚えている
それからずっと
うちのとは違うなあと思っていたが

昔の本を見ているとそのことが書いてあった

更好棚は
利休好みの三重棚を使いかってよく
二重に
更に好んだというのが
更好棚

玄々斎好み更好棚は
①桐木地(玄々斎お抱え指物師の)
②漆張溜塗(七代宗哲)

③黒塗爪紅(八代宗哲)
と変化していったようだ

どれも玄々斎のお好みとのこと
そうかいくつもあるんだと
納得した

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする