村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

茶事の三炭

2022-02-12 22:31:57 | 茶の事

茶事の三炭とは
下火、初炭、後炭のこと

稽古の下火はガスでおこす
ガスの火力が強いと
外側だけ火が付いて赤くなるが
芯までは燃えていない
だから火入の炭も
いくらおこしても
暫くすると消えてしまう
ガスだと上だけとか、
下だけ燃えて赤くなり
下手すると皮が剥がれてしまい
とても美しい下火とはならない

昔、習ったのは
「炭は炭でおこすこと」
水屋の丸炉か、風炉の炭か
それともコンロとか火鉢に入れ
時間をかけて芯までしっかり焼くこと

身近に炭がおきていればよいが
普通そうはいかない
稽古では消し炭をガスにかけて
種火にする
茶事などでは
手焙りにその種火をいれて
下火はその手焙りでおこすことにしている
手間でもその方が確実だが
夏は暑くてできない

今日は
三度目のワクチンを打ちに行った
通常の診療が終わったあと
1時の予定
待合室にみんなが並んで
順に先生が注射を打つ
いざ注射を打つ段になったら
腕を出さなければならないが、
その時に気がついた
着てるのは長袖
どうしようか
じたばたと袖をまくってみたが
とても肩までは上がらない
今日も厚手のセーター
その内に何枚も着込んでいる
隣の同じ年代の女性が
脱ぎ初めた
えっ ここでか
見回すと女性ばかり
壁際の角の席なので
エイと左だけ
片肌脱ぎにして壁で隠れて
何秒かで終わった
無事に注射済み
何とかなったが
ちょっと異様な感じ
見てはいけないものを見てしまった
みんなで渡れば怖くない
感覚
前回は六月だったから良かったが
今は冬だから

写真は成長してきた貝母

コメント
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