村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

元良親王モトヨシシンノウ

2021-03-29 23:02:05 | 和歌と歌人

元良親王モトヨシシンノウ
 和歌・歌人77
わびぬれば今はたおなじ難波なる
みをつくしても逢わむとぞ思ふ

くやくやとまつ夕ぐれと今はとて
かへる朝アシタといずれまされる
『後撰集』

元良親王モトヨシシンノウ
890-943 
平安時代中期,陽成天皇の皇子。
寛平2年生まれ。
母は藤原遠長の娘。
三品,兵部卿。
和歌にすぐれ,風流,色ごのみの人として知られた。
歌は「後撰和歌集」以下の勅撰集に20首入集。
天慶6年7月26日死去。54歳。
家集に「元良親王集」。
(日本人名大辞典ヨリ)


夜中に激しい雨が降って
何度も目が覚めた
庭の椿の花は
雨に打たれていくつも散っていた
木戸のいろはもみじが
新芽を出しはじめた
これから雨毎にぐんぐん枝葉をのばす
スッキリとしていた庭に緑の面積が増えてくる
雨後の楽しみ

コメント
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