覚書二十一に
「小座敷の料理は、
汁一つ
さい二つか三つか、
酒もかろくすべし。
わび座敷の料理だて不相応なり。
もちろん取り合わせのこくうすきことは
茶の湯同前の心得なり。」
とある
コロナ禍の茶事は難しい
懐石は尚のこと慎ましく
一汁二菜また三菜で
お客様を招いてみたい
まずはその前に片付けだ
けど
仏様はお彼岸に向けて
綺麗にしたが
写真は
ようやく出来た
自作の冊子
茶会や茶事の時に飾るつもりだ
お越しあれ
菜畑に花見顔なる雀かな 芭蕉
小座敷の茶の湯は
第一仏法を以て修行得道するなり。
家居の結構、食事の珍味を楽しみとするは
俗世のことなり。
家はもらぬほど、
食事は飢えぬほどにてたる事なり。
水を運び、薪をとり、湯をわかし、
茶をたてて、仏にそなへ
人にもほどこし、吾ものむ。
花をたて香をたく。
みなみな仏祖の行いのあとを学ぶなり。
なを委クワしくは、
己僧の明めにあるべしとの給ふ。
「南方録・覚書一」
春の彼岸も近い
仏様を綺麗にしておかないと
写真は
午前中に届いた花籠
貝母、ラナンキュラス、バラ、スイトピー、ランとか
オレンジと黄色を主に
柔らかな花々
私めの誕生日のお祝いを頂戴した
感謝