村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

喜撰法師キセンホウシ

2020-09-22 21:57:53 | 和歌と歌人

わが庵は都の辰巳しかぞ住む
世をうぢ山と
人はいふなり
『古今集・巻一八・983』
 和歌・歌人43
 喜撰法師キセンホウシ

私は都の東南に草庵を構え、
心安らかに暮らしている。
だが、
この世を辛いと嘆く世人は
ここを憂ウい宇治山と言うそうだ。

喜撰法師キセンホウシ
生没年未詳
宇治山に隠棲していたことは確かだが、
様々な伝説がつけ加えられ、
役行者エンノギョウジャ系統の道術士
という説まであるが、一切不明。
六歌仙の一人。
古今集の仮名序に
「宇治山の僧喜撰は、
言葉かすかにして、
はじめ終わり確かならず、
いわば、秋の月を見るに、
暁の雲にあへるがごとし」と紀貫之評す

金曜日はお謡なのに
たいしてお稽古してない
前回ひどかったので
ちゃんとお稽古しないと
明日と明後日に
少し頑張ろう

コメント
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