村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

避暑幽味多

2020-08-12 23:01:31 | 村雨庵 稽古 

今日は水曜稽古
掛け物は
隋應戒仙スイオウカイセンの自画賛
賛は
避暑幽味多
一軒清風竹
 前大高安叟書
画は
一本の竹に勝虫の蜻蛉

避暑して幽味多く
一軒には清風の竹
と解釈

幽味とは
奥深く物静か。
一軒とは
一戸。ひとつの家。

以下は前に拙ブログに書いたものを
コピペした
あまりの暑さでの省エネ
何卒お許しを


筆者の
中村戒仙は 
隋應戒仙スイオウカイセンの事
明治14年生まれ昭和47年(1972)寂、92才
大徳寺508世で聚光院住職であった
道号は隋応、法諱宗雄・
室号は直入軒
号は雪山・高安、望待居
姓は中村
軸には前大高安叟書とある

真直ぐに伸びた竹
サヤサヤと葉擦れの音のみが聞こえる
蜻蛉トンボは
大きな目を開き
情勢を見つ、様子を見つつ
近寄ってくる
後戻りは決してせず
勝虫と呼ばれた

と以上
隋應戒仙のふりがなをスイオウカイセンと私は書いてあるが
隋の字はズイでしょうがと
心配になり調べてみた
固有名詞なのでネットに探したが
自分のブログにしか
ふりがなは出てなかった
隋=呉音: ずい、漢音: すい
とのことで今日は
一応スイでよいかと

コメント
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