世の中は
かくこそありけれ
吹く風の
目に見ぬ人も
恋しかりけり(古今475)紀貫之
世の中はこのようなものだ
吹く風のように目に見えない噂だけで
会ったことのないその人をも
恋しく思ってしまう
紀貫之
[870ころ~945ころ]
平安前期の歌人。
三十六歌仙の一人。
大内記・土佐守などを歴任。
紀友則・凡河内躬恒・壬生忠岑と
古今集の撰にあたり、
仮名序を書いた。
著「土佐日記」、家集「貫之集」など。
(デジタル大辞泉の解説ヨリ)
紀貫之は
古今集の撰にあたり、
仮名序を書いた。とある
やまとうたは
ひとのこころをたねとして
よろづのことのはとぞ
なれりける
大和歌/倭歌
の反対語は唐歌カラウタ
漢詩のこと
日本の和歌は
人の心を種として
万ヨロズのことのは
たくさんの言葉となりました
短歌をつくろう
今年初の短歌
普通は一行に書くのだが
私は分けて書いてみた
年齢を
重ねても
なお
美しき
金糸銀糸の
晴れ着の茶人ら
赤々と
燃ゆる炭の火
覗き込む
ふくよかなりし
客らの
面オモテ
村雨庵
かくこそありけれ
吹く風の
目に見ぬ人も
恋しかりけり(古今475)紀貫之
世の中はこのようなものだ
吹く風のように目に見えない噂だけで
会ったことのないその人をも
恋しく思ってしまう
紀貫之
[870ころ~945ころ]
平安前期の歌人。
三十六歌仙の一人。
大内記・土佐守などを歴任。
紀友則・凡河内躬恒・壬生忠岑と
古今集の撰にあたり、
仮名序を書いた。
著「土佐日記」、家集「貫之集」など。
(デジタル大辞泉の解説ヨリ)
紀貫之は
古今集の撰にあたり、
仮名序を書いた。とある
やまとうたは
ひとのこころをたねとして
よろづのことのはとぞ
なれりける
大和歌/倭歌
の反対語は唐歌カラウタ
漢詩のこと
日本の和歌は
人の心を種として
万ヨロズのことのは
たくさんの言葉となりました
短歌をつくろう
今年初の短歌
普通は一行に書くのだが
私は分けて書いてみた
年齢を
重ねても
なお
美しき
金糸銀糸の
晴れ着の茶人ら
赤々と
燃ゆる炭の火
覗き込む
ふくよかなりし
客らの
面オモテ
村雨庵