村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

長月望月の正午茶事 

2012-09-30 23:57:17 | 村雨庵 稽古 
台風が来るせいかお客様のお揃いが早く
時間より15分早めに始めようと
それを水屋に連絡、すぐさまご飯を焚きはじめた


待合の掛物は菊池芳文 秋草に虫
本席は烏丸光栄カラスマミツヒデの歌切
月の歌

今日は満月
さわわさんの始めての茶事は月がテーマ



主菓子は亭主のさわわが自分で作った金団ならで
移りゆく月の満ち欠けを作った
銘は「月波」
菓子器は大きな朱の高足膳に盛る

干菓子は小さな月見団子とススキ
菓子部の作
こちらは遠山台




今 台風17号が関東地方に上陸しららしい
さわわさんの茶事
大風が吹く前に終えてよかった
懐石の時、筋肉をとっても使うんですねと、
さわわさんは淑やかに言う
初めての亭主役 今頃さぞお疲れだろう

茶はホントに楽しい
また少しづつでも興味が広がり深くなり
飽きないのが 嬉しい 


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明日は さわわさんの初めての茶事

2012-09-30 00:24:00 | 村雨庵 茶事茶会
明日は茶事
11時に水屋担当、1時に亭主役が来て
おのおの支度をする
私めはひたすら片づけをする
紙袋や座布団、茶事には必要のないものを
傍らに集め
明日いっぺんにお風呂場へ押し込めるのだ
普段から整理をしておけばよい物を
いらないコピーや紙袋やビニール袋
山になりはじめた本のタグイ 稽古に使った茶道具らを
有るべき場所へ納める 箱に入れて元に戻す
続けて動いていると疲れてしまう
三時をしようと皆に声を掛けひとやすみ
夕方出かける洋服を着てみると、お腹のまわりがキツイ
前に並ぶボタンがパンパンだ
皆に見せると上着で隠せば大丈夫だと言う
その言葉を信じて夕方、皆を置いて出かけた
家に帰ったのは夜八時頃
水屋は少し前に帰ったらしい
遅くまで大変でしたね

明日は九時集合
日曜なのに、早い時間で寝坊も出来ない
茶事は結構大変な事が多い
人が寝ている時、体を休めている時
フル回転で頭も体も動かさなければならない事もある
茶、茶事は仕事でも無いのに、
本気でしなければ進まない
だからこそ 面白い

さわわさんは華奢でソフトである
道具も勿論その雰囲気を壊さない取合せにした

懐石道具は
折敷は山中塗の和田瑾斎
丸い膳で黒塗り回りの縁に金彩がある 明日は満月
向付は薩摩、萩の籬の文様 
煮物椀は木地が見える塗で金銀の大きな菊が蒔絵してある
焼物鉢は鉄釉に白の流しかけ 
紫兎先生に先週頂いたもの早速使わせて頂く
預け鉢は萩の鉢、坂田泥華作
進め鉢は現川焼
香鉢は緑色の平焼 
S先生は香鉢は必ず焼き〆を使いなさいとおっしゃったが
スイマセン今回は・・・
四つ碗も燗鍋も出したが
そうだ
小吸物を出すのを忘れていた
まああその位良いか

あしたにしよう




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