村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

神谷町大橋茶寮葵会茶会

2012-09-23 23:48:23 | 茶事 茶会 
今日は茶会
朝から雨が降ってはいたが
どうせ今日の着物は洗いに出すからと
雨ゴートは着ずに家から20歩くらい歩いたが
急に雨が強くなり、とてもコート無しでは歩けない状態
急いで戻り雨度出かけたが
その雨で足袋はすっかり濡れて冷たく
絞れるほど濡れてしまった 
替えを二足持っていたので
駅のホームで足袋をかえた
やはり気持ちが良い
濡れた足袋ではとても歩けない事を知った

大橋茶寮までタクシー、
紫兎様とkane様と今日は三名
大橋に着くとまず
シュガー先生の薄茶席へ行こうと露地に出るが
その時はまだ雨も普通の降り、
傘をさして待合へと進む

待合の軸は小林一茶の画賛
写真はその待合の床
案内があり雨の中、薄茶席へ

本席の軸は 淡々斉の一行
円意棚に伊部の水指、
棗は山本春正、
茶碗は当代楽吉左衛門の赤楽、銘は不老門だったか
茶杓は円能斎の花の雫
秋の優美さを感じる

如庵写の茶室で濃茶、席主は茶では有名なA先生
待合の軸は円能斎の画賛で一味、
本席の掛物は大徳寺169世天祐紹杲
香合は堆朱の鹿文様
水指仁阿弥道八の南蛮芋頭写、
茶入は瀬戸の新兵衛、茶杓は不休斉
茶碗は唐津のえふご、次茶碗は宗入 建水は瀬戸

濃茶席を待つ間、ずっと雨が降るのを眺めていた
次々と樋から落ちるしずくが着物に跳ねる
雨はどしゃぶりで やむ気配はないが
大橋で降る雨ならでの、茶の風情がいっぱい

雨もまた よきかな






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