村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

咲初めし

2012-09-12 00:53:49 | 茶の事
咲きそめし
宿しかはれば
菊の花
色さへにこそ
移ろひにけれ 貫之

古今集の紀貫之の歌
寸松庵色紙の複製である

「e国宝」の 寸松庵色紙の説明によると

堺・南宗寺の襖に36枚貼ってあった中から
11枚を、佐久間将監実勝(1570-1642)が入手し、
のちに実勝の菩提所として建立された
大徳寺境内の寸松庵に伝来したことによる。
もとの形態は色変わりの唐紙を交用した粘葉装の冊子本であった とあるが


月曜日に勉強したばかりの所で、
今日火曜日の紫兎先生の稽古には
すぐそれが掛っている
近くに寄り
いざ歌を読んで見ようと思うが
文字がかすれて読みにくい
先生に読みをうかがうとサラサラと読み下された

ウィキペディアによると
所蔵は個人が多く、東京国立博物館、野村美術館、五島美術館、畠山記念館、三井記念美術館、静嘉堂文庫、前田育徳会、遠山記念館、MOA美術館、湯木美術館、藤田美術館ほか、諸家分蔵。
とあった



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