福岡黒田家の古文書解読のサークルが予定通りに終わったら行けるかも…と目星をつけていたコンサート。歩きながら携帯で空席の有無を確かめるとOKです。そのまま家に帰らずに直行しました。
何しろ、音が固まりでドーンと覆いかぶさるフルオーケストラでなく、気軽な弦楽四重奏のアフタヌーンコンサートというところが魅力です。「今晩はオーケストラのコンサートです」とかしこまらなくても、何かのついでに立ち寄れる・・・。こんな昼間の憩いのコンサートがとてもしっくりくるのです。
演目はヴァインベルク(はじめて聴きました)、シューベルト、ラヴェルの弦楽四重奏曲。
第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ビオラ、チェロの溶け合った美しいいメロディが、すんなりと心に入って心地よいコンサートでした。
アンコールがドヴォルザーク「アメリカ」の第4楽章。「これを今のアメリカに届けたい!」と思うほどの吐き出されるような活気です。オバマさんに届いたかな~。
母の入院先に通い続けたこの8か月、それはまだ進行形ですが、久しぶりに心地よい時間を過ごしました。