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新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

秋ぞら

2019年09月25日 | ご飯・レシピ
雨が続いた後、いきなりわっと開花するタマスダレ。全く植えた覚えがなく名前も後から知ったのですが、手入れも要らずよく咲きます。
カーブスで筋肉運動をした後は、湿度の低い秋空の元では心身ともに快適です。やっとそんな季節になりました。
豚汁が食べたくなったのは、そういう季節になった、ということです。

豚バラ肉は極力避けていますが、野菜巻きはやはり豚バラが一番。肉に焦げ目がついたら、フライパンに溜まった脂を全部捨てますが、それでかなり脂肪分が減るはずです。

18~19世紀のロシア人のごちそうは牛脂で、航海用の船には牛脂の塊が山積みされていたそうです。
司馬遼太郎『ロシアについて』の中にロシア人船員著の本の引用がありました。
『彼らは牛脂を常食としていた。牛脂を食べ牛脂を飲み、牛脂の間で眠り、衣服も牛脂まみれだった。ロシア人には牛脂が最高の贅沢品だった。
牛脂袋が船積みされるとき、どの目もものほし気に輝き、もしも士官が見張っていないと、一袋くらいはそっくり食べられてしまうに違いない。』

ロース肉やバラ肉の脂は肉の旨味を増しますが、脂だけの塊をどんな風に料理するのか興味が湧きます。
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通芯菜、空芯菜がストローに

2019年09月25日 | ご飯・レシピ
NHKの深夜放送で、ベトナムではストローの代わりに、空芯菜の根元の固い部分を使うとことを知り、素晴らしいエコだと感じ入りました。そういえば、子供の頃のストローはまさにストロー、麦わらでした。

そんなとき通芯菜を見つけました。空芯菜と通芯菜、茎の芯に穴が通っていて同じに見えます。
店頭で見かけることの少ない野菜ですが、私の好きな野菜です。
台湾で暮らしたことのある亡き義母が空芯菜のことをよく話していましたが、その頃は想像することしか出来ない野菜でした。


ごま油を熱し、ニンニク・生姜を中火で炒め香りを出し、通芯菜、ニンジン、キクラゲを炒めます。
しんなりしてきたら、水50cc、鶏ガラスープ粉大さじ半分、酒大さじ1を入れて煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
台北で北京ダックを頼んだときに一緒に大量の野菜炒めが出てきました。多分こんな感じでした。

茶碗蒸しのゆで銀杏が10数個残っていたので早く使わないと、と「えいっ」とばかりに麻婆茄子に加えました。バッチリ馴染みました。
野菜の切れ端と鶏肉とトマト缶をトマトジュースで煮たもの、これがスープの代わり。

そうそう、この日のお昼はビーフンで、これも亡き義母が好きだったメニューです。野菜と具が多すぎてビーフンが埋もれていますが。

義母は数年間台湾で暮らしましたが、暖かく、野生のバナナが豊富だから、乞食が居なかったたと言っていました。
日本でバナナの輸入が自由化されたのが1963年、それより20年も前のバナナが高級品だった時代の話です。

バナナと言えば、ヴェトナムで食後のデザートにバナナが出ました。何たる手抜きとガッカリしましたが、持ち帰ってホテルの部屋で食べたその美味しさ!妹と二人「これ、なにーっ」。
小振りで色が緑っぽく、見た感じも安っぽいバナナでしたが、あの美味しさが忘れられません。
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