新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

東欧の旅―ドレスデン

2004年11月21日 | '04 中欧の旅

touou1_0873日目は、ベルリンから180キロのバス移動でマイセンへ。鐘が磁器製の教会とはさすが。ヨーロッパで最も古く、伝統のあるマイセン磁器工房で、製作過程を見ながらなるほど高いはずだと納得しました。

vermeer6ツヴィンガー宮殿の中のアルテマイスター絵画館でフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」を見ました。
美しい横顔には憂いと気品がにじみ出てとても心惹かれる絵でした。ラファエロ、レンブラント・・・などもう名作ぞろいで時間が足りませんでした。

touou1_107ドレスデンは、芸術、文化の都としてヨーロッパ中にその名を轟かせたが、第2次大戦で街は徹底的に破壊されたそうです。その壊れた石をひとつひとつ、ジグソーパズルのように根気よく積み直して、気の遠くなるような努力でかつての姿を取り戻したとのこと。今ではバロック様式の美しい町並みになり、世界遺産に登録されています。

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