新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

東欧の旅―ベルリン

2004年11月20日 | '04 中欧の旅

Ishutar世界遺産に登録されたペルガモン博物館は前から期待していたところです。これをどうやって運んできたのでしょう。

どれもスケールが大きくて圧倒され、紀元前の世界に、このような建築物があったことが信じられないくらいです。

touou1_016ベルリンの壁が崩壊したあとも、壁の一部が残され、世界中のアーティストたちがメッセージをこめて描いた壁画がありました。

ブレジネフとホーネッカーのキスシーンを描いた壁画に思わず笑いがもれました。

テレビで壁が壊される衝撃的な歴史の瞬間を見たときは、民衆のそんな力がまだ信じられませんでした。でも確実に歴史は動いていました。

ベルリンの壁がまだ存在していた頃、厳しい検問を受けて東ベルリンに入ったことのある夫はとても感慨深げでした。あれから15年。ドイツは確実に力強く息づいていました。

touou1_011ドイツの11月は、スーッと伸びた木々の紅葉と尖塔がよくマッチした美しい秋でした。東ベルリンにあるホテルから眺めた風景には、ドイツ分断の暗い爪痕は感じられず、メルヘンさえ感じられるたたずまいでした。湖と思ったけどどうも川のようでした。やはり大陸は広い。

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