新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

添乗員さんに拍手!

2004年11月26日 | '04 中欧の旅

matome_003旅の11日目。今日はブダペスト発フランクフルト経由で,成田へ向かいます。

一人旅の人、友達同士の人、夫婦、親戚同士の人・・・が参加した今回の旅もいよいよクライマックス。同じバスに乗り、同じテーブルで食べ、親しく会話し、トラブルもなくいい旅でした。

まもなく成田到着という頃、添乗員のS氏に渡されたのが写真のもの。『旅日記』と題する手書きのイラスト入りの12日分の旅の思い出とぽち袋。これも手描きの色つきのイラスト入りで、「また ご縁がありますように・・・。」と5円玉が描かれ、中にはなんと5円玉が入っていました。

いつも旅が終われば、思い出しながら自分で編集していたのが、今回はこの『旅日記』があるからバッチリ!毎日忙しいのにS氏はいつ作成していたのでしょう。

毎晩、翌日の予定を「かわら版」と称して、モーニングコールの時刻、出発時刻、日本へのTELの番号,朝食時間,翌日の旅の注意点・・・など自筆で記入したのを、各人にいただきました。自筆だけにこれだけでも「わーっ、すごい!」と感激していたのに、プロはだしのイラスト入りの旅のまとめまでもらうとは!

それまでは添乗員さんは無事に連れて行ってもらうだけでいいと思っていたけれど、今回のことで添乗員さんも「旅のうち」と思うようになりました。旅の思い出は楽しく心温まる印象深いものになりました。感謝!です。

ところが更に驚いたことは、疲れ果てて我が家の玄関を入ると、なんとそこには,S氏からの「お帰りなさい」のベルリン消印の絵葉書が先回りしていました!! 一人ひとりに小さい字でびっしりと心を込めた旅の疲れのねぎらいを、20数枚も書いたんですね~。もう、驚きと喜びで旅の疲れも吹っ飛んでしまいました。

食事で同じテーブルになった時、何度も行っていると感動しない自分がいてそれが怖い・・・といっていた添乗員さんは、旅行者の一番の思い出になる方法を自分なりに考えて工夫したんですね。成田で税の払い戻しを受ける最後の人が終わるまでずっと待っていたようです。プロ意識が素晴らしいと思いました。これからはこんな風に添乗員さんの個性が出る旅が増えていくといいと思いました。ということで、起承転結、素晴らしい旅でした。

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