今日は、何故か平日なのにお客さんが二組ご来店されました。最初は、フジノン大型双眼鏡を預かっていてバランス調整や部分修理が終わって引き取りに来られた方でした。以前と違ってクランプを締めない状態でもバランスが完璧にあっているので、とても使いやすくなったという事で大変喜んで引き取って行かれました。星フェスが間にあったので、2ヶ月近くお預かりしておりました。しかし、ようやくお返しできたのでホッとしています。場所も大きくとっていたので、それも無くなり良かったです。
それで問題は、二組目のお客さんですが、ちょっと前に若いご夫婦が八ヶ岳の反対側から来られて、Nexstar Evolutionのセットを購入して帰られたのですが、数日前に突然そのご主人から電話があって「望遠鏡のレンズを割ってしまいましたので修理できませんか?」というのでしたが、シュミカセの補正板は修理するにはビクセンからアメリカのセレストロンへ出さないと修理交換ができないので、仮に出来たとしても新品を買えるくらい費用がかかると伝えたら、他に何か代わりの望遠鏡はありませんか?と聞かれて、たまたま当店に中古品でC8があったので、それを勧めたところ、今日の来店となりました。C-6は、画像を見て分かりますが、補正板が完全に割れてしまっています。しかし、驚いた事にこんな状態でも結構見えます。
シュミカセの補正板は結構割ってしまう人がいるようですが、私も過去にC14を落下させて補正板を割って、その数ヶ月後にアメリカへ持って行って、セレストロン本社へ直接持ち込んで修理をしてもらった事があります。もちろん何も無い状態で持ち込んでも対応してくれませんが、その間にはアメリカの代理店が入ってくれて、日本で考えられるより遥かに安い費用で修理をしてもらいました。修理後も当然アメリカへ行ってセレストロンから引き上げてきました。
来年早々にはしばらくぶりにアメリカへ行くかもしれません。と言ってもロスの代理店へ行くのと友人にしばらくぶりに会うのが目的なので、3日くらいしか滞在はしません。
新しいMac StudioとStudio Displayのデュアル仕様になりました。それと合わせて、Adobeのクリエイティブクラウトも新たに契約してDTPや動画映像を処理するシステムが構築できるようになりました。今までは、半ば強引にMacBook Proとタブレットだけでやっていましたが、MacBookが危なくなってきたので、思い切ってシステムの全入れ替えをしました。Macの引越しは一応はできたのですが、まだAdobeのアプリなどを入れていないので、これから年末にかけてちまちまとやっていきます。