
昨夜は良く晴れていたので、先日のリベンジで撮影をしました。SIGMA 105mm F1.4 DG HSMでの撮影です。カメラは愛用のEOS R(HKIR改造)で上下2枚モザイクです。露出は30秒です。F2.8まで絞って使っています。ISO 3200です。大きな処理はしていません。先日のは空が相当明るかったですが、昨夜はスケートセンターの明かりも無く時間も遅かったので大分マシになりました。

おおいぬ座がちょうどいい構図に収まります。そもそものF値が明るいのでポータブル赤道儀を使わなくても簡単な星座くらいは撮れますが、倍率が高いので追尾は必要です。追尾はいつものポラリエU+PCBU-EQ2セットです。極軸望遠鏡は装備していますが、この程度の露出なら無くても問題ありません。微動雲台も使っていますが、それも不要です。三脚にポラリエを乗せてカメラを乗せて撮るだけですが、レンズが重たいので全体のバランスを得る為にもポラリエ雲台ベースは必要です。極軸に自由雲台を取り付けた状態ではかなり苦しい構図となるので、雲台ベースは使った方がいいでしょう。

八ヶ岳をお試しで撮りましたが、星もブレずに山もブレずに撮るには、露出を4秒くらいで追尾を1/2で行えばこんな感じに撮れます。春の4月のプレアデスと金星のツーショットを八ヶ岳を入れて撮りたいですが、西側がやや明るいので追尾云々を考えずとも露出がかけられません。今やっている人が多い「合成星景色写真」なら撮れるとは思いますが、やはりワンショットで撮るのが正道でしょう。
今晩も場所を変えてこのこのレンズを使ってみようと思っています。今日明日も天気が良さそうです。