再メッキに出していたMT-160のミラーが綺麗になって戻ってきました。出す前はカビだらけで酷かったですが、新品同様に綺麗です。屈折望遠鏡の対物レンズは再コーティングとか簡単にはできませんが、反射鏡はどんなに古くても再メッキで生き返ります。
再メッキは前回の40cm同様にジオマティック社にやってもらいました。早速セルに収めて望遠鏡に取り付けました。ついでに鏡筒外観を綺麗にクリーニングしてから最後にレーザーで光軸調整をしました。その前にセンターマークを入れるのを忘れてしまったので、入れてから再度光軸調整をします。
ざっと合せただけでしたが、30年前のイメージが蘇りました。多分この鏡筒を最初に使った人も同じイメージを見ていたのだと考えると、感慨深いものがあります。昔は高くて簡単に買えなかったタカハシの望遠鏡ですが、今は中古でとっても安く買えるようになったので、このMT-160もそうですが、130や200も愛用されている方は多いはずです。ちなみにMT-130はEM-1に乗せてハレー彗星が来た頃に愛用していました。MT-200もNJP赤道儀とセットで持っていた時代があるので、今回このMT-160が来たのも何かの縁かもしれません。
そろそろ薪ストーブを使う準備をしないといけないので、煙突掃除をしました。掃除をして驚いたのは店舗側のストーブです。
煙突の蓋を開けて驚きましたが、内部が完全に詰まっている状態でした。大量に出てきたのは、一種の炭で灰が炭化した状態で詰まっていました。このまま薪ストーブを使い続けていたら火事になって大変でした。
しかしもう一台のリビングにあるストーブの煙突は普通の灰が出てきたので、問題ありませんでした。多分両薪ストーブの灰の違いは、完全燃焼した灰か不完全燃焼した灰の違いだと考えています。店舗のストーブは薪一本で1時間以上燃えてくれていましたが、一種の不完全燃焼状態だったので持ちが良かったのだと思います。もう一台の方は薪の燃費がとっても悪く直ぐに燃えてしまう分燃焼温度が高いです。燃えカスの違いは燃焼温度の違いのようです。
ちょっと前に我が家にやってきた捨て猫のコブちゃん(下)ですが、上のチョビと仲良しです。実はこのチョビも捨て猫でした。まだ生まれて数ヶ月くらいで庭に突然捨てられていたのを引き取りましたが、不思議な事に子供4匹産んだママ猫がその後お乳を飲ませて自分の子供と一緒に育ててくれました。今ではデブデブ猫になりました。お互いに捨て猫同士だというのがわかるのかもしれません。いつも一緒に寝ています。新入りのコブちゃんはとっても甘えん坊で、店舗へ行くのに廊下を通ると足元に来て甘えてきます。しかし苦渋の決断でしたが、うちで引き取って良かったと思っています。
北米へは気をつけて行ってきてください。
確かにその通りだと思います。うちの猫達は猫同士のお互いの境遇を理解しているかのような振る舞いをします。2匹のママ猫は分け隔てなく皆を平等に育ててくれています。
ありがとうございます。気をつけて旅を続けます。