先ほど庭先で撮ったM31です。カメラはOLYMPUS STYLUS 1sを300mm/2.8で使っています。ISO 1600-60秒露出です。追尾は当然ながらポラリエ+PCB-EQ2セットです。残念ながらサンニッパと同等のイメージとはいきませんが、望遠レンズを使わずにコンデジだけでこんな撮影ができるのです。レンズが途中で曇ったりしていたので画像自体はクリアーではありません。また光害の影響もあるので、本当に無光害の空で撮ったらこんな写りではないはずです。
この写りはある程度予想できましたが、デジイチの安価なズームレンズをイメージしていましたが、それよりは良いと感じます。どちらかと言うと300mm/4.5くらいのフィルム時代の望遠レンズで撮ったようなイメージです。
フォーカシングは、当然マニュアルですが、5倍拡大してピントだしをするので、明るい星なら問題なくピント合わせができます。ただしピントの山がつかみにくく若干の慣れが必要です。
ノイズに関しては、ISO 1600で60秒ならほとんど気になるレベルではありません。ノイズリダクションを高秒時処理はいずれもONにしてあります。これなら十分オーロラの撮影にも使えますし、極低温での使用なので、ノイズもさらに少なくなると思います。正直なところ使うまではノイズがどの程度のものかやや心配でしたが、今日使った限りでは十分使えるレベルにあると感じました。
今後これらのコンデジを集中的に使っていろいろな撮影データーの収集をしていきたいと考えています。